島根県老人福祉施設協議会主催西部地区勉強会 動作ケアと姿勢ケア

本日は島根県老人福祉施設協議会主催で西部地区にて動作ケアと姿勢ケアを開催しました。

１０月には東部で開催し、今回１１月は西部で開催させていただきました。

始めに今回のポイントと、ケアによる変化を講義の中でお話しさせていただきました。



そして寝返りの動作ケアと起き上がりの動作ケアを体験、実践しました。
順序ではなく、身体の動きをケアしながら観察し、準備と安定したケアをすることで双方に負担なくケアが提供できます。
力任せや、無理な誘導、持ち上げを行うことは緊張を高めてしまい、二次障害に繋がってしまいます。
ポイントをしっかり確認し、実技を行いました。


その後はポジショニングケアを実践、体験しました。
体重が(重み)がどこにかかっているかの確認はピローを活用するときの基本になりますので、しっかり手を入れて確認しました。側臥位と背臥位のポジショニングケアでは次の動作、姿勢を意識しながらピローの使用を考えてもらいました。



ピローを設置し、終わりでは無くそこでなじませや圧抜きなどの細かなケアもしっかり体験し感じていただきました。





最後に各グループにて今回学んだことを現場でどう実践し、周りに伝えていくかをディスカッションしていただきました。

今回の勉強会の中で感じたのは、参加された皆様の熱い気持ちでした。

ケアのプロとして、しない、出来ないきずかない、見て見ぬふりではなく、しっかり諦めずに最大限のケアをすることが重要だと思います。

今年度東部、西部と勉強会を開催させていただきましたが、参加された皆様が誰のためのケアかをしっかり考えケアしていただくと喜びます。

また今回企画運営していただきました、島根県老人福祉施設協議会の皆様、役員の方々、そして参加していただきました皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。

今後も考えるケア、ハートのあるケアでし利用者様、家族様、スタッフの皆様が笑顔になると良いと思いました。