
国鉄時代の特急、181系電車「とき」に続いて非電化区間の代表キハ82系気動車「くろしお」。
当時は、地方幹線も非電化区間が多数存在し、この「くろしお」をはじめ、山陰特急の「あさしお」「まつかぜ」「はまかぜ」などは、すべてこの82系が使用されていた。もちろん北海道の特急や、南九州にも活躍しており、このキハ82系にとって、最も華やかな時代だった。
アントンKにとっては、普段身近に接することのできないこのキハ82系だったから、いつかは乗車したり撮影したいと憧れを抱いていた車輛。それまでの写真で見ていた印象をはるかに上回り、重厚でかくしゃくとした姿に惚れ惚れとしたものだ。掲載写真は、初めて乗車した時のスナップで、串本駅の到着シーン。将来の電化工事がすでに始まっていたようだが、助役さんの手にはタブレットが・・・
名古屋発天王寺行き特急「くろしお1号」で、今にして思えば、紀伊半島をぐるっと廻って走る特急も国鉄時代ならではと言えるのではないか。
1977-01-02 1D 特急「くろしお1号」キハ8226 紀勢本線:串本にて







