アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

EF65F型の軌跡

2018-08-06 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

EF65と言えば、国鉄型の代表的な直流電気機関車ではあるが、高い性能をもっていたからか、製造年月が長いからか、形態分類すれば多岐に渡ってしまう。現在現役で見られる機関車は、特急旅客用の501号機。それに貫通扉のついた1000番台(2000番台)のPF型ということになるが、ここでは、500番台の姉妹機と言える特急貨物用のF型を取り上げる。

EF66がデビューするまでの短期間ではあったが、東海道線の特急貨物フレートライナー用に製造された65F型だが、アントンKはその当時の姿には間に合わなかった。重連総括で長大なコキをけん引する姿は、さぞ魅力的だったことだろう。JR化後、EF15に代わって大量にEF65が高崎に集結し、それまで東海道で余生を送っていたEF65F型も一手に集まり、関東圏の貨物列車の任に当たったのだ。

掲載写真は、高崎区に集まった当時の高崎線のオイル列車。P型もF型も共運用だった当時、この列車でF型が先頭に立つと俄然燃えた若き日。総括運転ではないものの、F型が先頭で重連になるだけでも見ごたえがあった。

1988-02-04    5780ㇾ  EF65519+509   JR東日本/高崎線:新町付近