活動から離れた創価内部アンチのブログ。

元バリ活の内部アンチ(3世会員)による体験記・雑記です。

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非活になるための交渉術

2017-12-27 18:36:08 | 体験談・雑記

非活になりたいと思っても、組織との繋がりを断ち切ることができず、悩み苦しんでいる方も大勢いらっしゃると思います。「仕事が忙しくて…」「今子育てが大変で…」と、色々理由を考えて、それを伝えてみるものの、「人間革命するチャンスだよ!」「今、信心が試されている時だよ!」などと、全て信心に結び付けて指導された経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。正直に、「活動に疑問を感じています」と伝えれば、もっとややこしくなることは簡単に想像できますね。

本来、信仰は自由なのですから、活動をしたくないなら、その意思が尊重されて然るべきなのですが、残念ながら、創価脳に染まっている人に世間の常識(世法)は通用しません。つまり、正攻法でいっても奏功することはなく、むしろ逆効果になってしまうおそれもあります。

 

まず、創価脳に染まっている活動家がどういうことを考えているかと言いますと、彼らはノルマを達成することに必死で、自身の宿命転換・人間革命を懸けて、本流数、選挙のF・K、財務の金額、新聞啓蒙のポイントなどの数字と戦っています。上から課せられたノルマを達成することが、広宣流布に繋がり、引いては自身の人間革命にも繋がるという思考回路です。大抵の活動家は、池田先生のことが大好きであり、池田先生と呼吸を合わせて戦うことを信条とし、池田先生にお応えすることを最高の喜びとしています。

そのような活動の過程で、友人や非活の部員さんと接することになりますが、相手がどのような意見を持っていようと、創価学会・池田先生の正義を訴えていくことが使命だと考えており、「今は分からなくても、いずれ分かってくれる日がくる」と信じています。相手の幸福を祈ってることは間違いないと思いますが、最終的に行き着く先は、相手の思想を変えることです。池田先生は、キリスト教やイスラム教の指導者との対談を通じて、宗教や文化の多様性に寛容な世界宗教を志向されていますけど、現場の末端学会員の活動はそれとは真逆です。

また、なかなか結果が出ないと、「まだまだ祈りが足りない」「自身の弱い生命が出ている」と、自分を追い込んでいきます。祈りは全て叶うと信じているので、自分の願ったとおりに事の運ばない状況が許せず、「願ったとおりになった」「私は勝った」という満足感・達成感を欲しています。世間から見れば、単なる独善・エゴですが、創価脳に染まっている人は、それをエゴだとは思っていません。

彼らのコミュニティは非常に狭く、創価学会内部で流通している情報に極度に依存しています。加えて、創価学会・池田先生に対する外部の批判に全く聞く耳を持ちません。何故なら、世界中から賞賛されている池田先生に嫉妬した輩が、創価学会・池田先生を陥れるためにデマを流していると本気で思っているからです。さらに、日々の活動に疑念を抱くことは、信心が足りない証拠だと指導されているため、たとえ疑問を感じることがあっても、強大な組織の力によって、速やかに思想矯正されます。

 

中には疑問を感じながら活動をしている人もいると思いますし、皆が皆、上記のような創価脳に染まっているとは言いませんが、信心強盛なバリ活はそんな感じでしょう。そのような思考に陥っている人に対して、「仕事が忙しくて~」「育児が大変で~」というのは理由になっておらず、全部信心で乗り越えられると言われるのがオチです。彼らの中で、創価学会の信仰とは、「不可能を可能にする宗教」だからです。

以上を踏まえますと、このような創価脳に染まっている人と、学会活動のスタンスをめぐり、会話が噛み合うことの方が少ないと思われます。向こうは、信心で困難を乗り越えようと主張し、非活になりたい人は、その信心自体がもう嫌だと思っているのですから。そこで、私は、非活になるにあたって、組織の人との会話を「交渉」だと考えることにしました。すなわち、お互いの意見・利害が食い違っている状況において、妥協点を探るという作業です。以下、私が交渉の際に重要だと考えている点を書いてみます。

 

1.お互いの利害対立状況を把握する。

双方の利害が一致している場合、交渉は必要ありません。例えば、売り手が、ある商品を1万円で売りたいと考えているのに対し、買い手が、その商品を1万円で買いたいと考えていた場合、値段の点だけで言えば、すんなり売買が成立することに疑いはありません。

これに対し、買い手が、その商品を「7,000円だったら買っても良い」と考えている場合、交渉の余地が生まれます。お互いの利害が衝突しているからです。売り手の言い値である1万円で取引すると、「7,000円だったら買っても良い」と考えている買い手にとっては、3,000円分を余計に支払っているので、3,000円の損失ですし、逆に、買い手が希望している7,000円で取引すると、本来1万円で売れるはずだったのに、7,000円でしか売れなかったのですから、売り手にとっては3,000円の損失となります。かと言って、「取引をしない」という選択をすると、売り手は一銭も取得できず、買い手も商品を入手できないので、これまたお互いにとって損失となります。そこで、どこまでだったら値段を譲歩できるかという交渉を行い、売り手・買い手双方の利益が最大となる妥協点を探すことが求められます。

学会活動に置き換えますと、組織は、「信心を根本にして、学会活動に励んで欲しい」と考えている一方で、非活を望んでいる人は、「一切活動をしたくない」と考えています。もし、組織の言うとおりにしますと、一切活動をしたくないと考えている人にとって大きな損失ですし、非活を望んでいる人の言うとおりにしますと、学会活動に励んで欲しいと考えている組織にとって大きな損失となります。双方の利害が大きく対立していることが分かるかと思います。

通常、ここまで双方の利害が対立している場合、交渉の余地はありません。ビジネスだったら、「ご縁がなかった」ということで、その時点で交渉を打ち切ります。学会活動でも理屈は同じであり、本来であれば、「そんな条件飲めません」と断れば済む話なのですが、創価学会は、そんな簡単に交渉を打ち切らず、自分たちの条件で納得させようとしてきます(だからこそ、非常識だと言われるのですが)。

つまり、状況を整理しますと、①交渉の余地がないほどに双方の利害は大きく対立しており、②にもかかわらず、交渉の席から離れることが許されず、自分たちの条件で承諾させようとしてきている状況です。これが前提となります。

 

2.意思表示(結論)は明確且つ簡潔に行う。

交渉の場において、一番やってはいけないことは何だと思いますか?それは、自信がなく弱々しい小さな声で話すことです。こちらに自信がないと、「この交渉は有利に進められる」という印象を相手に与えてしまいます。逆に、交渉の場において、めちゃくちゃ自信ありげにハキハキ話す人は、「この人は手強そうだ」という印象を相手に与えます。不自然なほどの大声で、「今後、活動はしません!」と叫ぶ必要はないですが、少なくともこちらの意思が固いということが分かるぐらい、しっかりとした意思表示をすべきです。

また、自信がない人ほど、話が長くなる傾向にあります。不安だから色んな言葉を付け加えて、自分の主張を補強しようとするのですが、聞いている側からすると、ただ話が冗長なだけで、「結局何が言いたいの?」と思われてしまい、交渉が難航する原因になりかねません。余計なことを言う必要はなく、「仕事が多忙になってきたので、今後活動はお休みします」という一言だけでいいのです。意思表示(結論)は明確且つ簡潔に。これが交渉の基本です。

 

3.自分の方が有利な立場にあるということを意識づける。

上記のように意思表示をしたところで、もっと詳しい事情を聞いてきたり、「でもね…」と説得されることになると思います。

しかし、冷静に考えてみてください。本来交渉を破棄してもいいところなのに、わざわざ交渉に付き合っているのですから、こちらの方が圧倒的に有利な立場のはずです。ビジネスにおいても、あまり乗り気じゃない取引先に対し、営業提案をしている方が立場的に弱く、不利な条件を飲まされやすい状況にあります。

ところが、活動家は自分たちの方が交渉において弱い立場にあるということが分かっておらず、勘違いした状態のまま、強気なことをバシバシと言ってきます。そこで、「対等な立場ではない」「こちらの方が交渉において有利な立場にある」ということを、相手に気づかせることが必要になってきます。例えば、「もう私の結論はお伝えしましたので、これ以上話すことはありません」「〇〇さんの言い分は分かりましたが、私の結論が変わることはありません」と、一方的に話を切り上げることなどがこれに当たります。別にこちらとしてはこれ以上話をする必要がないからです。

しかし、活動家としては、相手の非活宣言を認めたということになりかねないため、そこで話を切り上げられたら非常に困ります。それゆえ、交渉を続けるためには態度を軟化せざるを得なくなります

 

4.相手の勝利であるということを印象づけて最小限の譲歩をする。

「一切活動をしません。これが私の結論であり、何を言われたとしても、私の結論は変わりません」と告げ、相手がそれに納得したら、(本来勝ち負けではないけれど)交渉はあなたの勝ちです。そこで交渉は終了します。しかし、それでも執拗に説得してくる場合、あくまでも自分の意見は曲げないという方針でも良いですが、相手の勝利であるということを印象づけて最小限の譲歩をするという方法もあります。

例えば、「分かりました。〇〇さんがそこまでおっしゃるのでしたら、座談会と本幹同中への参加はお約束します。ただ、それ以外の活動は一切しません。それでいかがですか?」と、こちらの態度を軟化させ、最小限の譲歩をするのです。実のところ、これはほぼ非活と変わりないのですが、この条件を飲む可能性が高いです(現に、私はこういう交渉をしていました)。何故なら、上述のとおり、この交渉はこちらの方が圧倒的に有利であり、相手はこれを拒否する余地がないからです。また、「完全非活宣言」をしていた者に「最小限の活動」を譲歩させたという点で、相手の部分的勝利ですので、この結果に満足する場合が多いと考えられます。最悪のケースは避けられたという安心感もあるでしょう。

これは、交渉のテクニックでもよく使われるのですが、「あなたの根性には負けたよ」「この議論はあなたの勝ちだ」と、相手が敗北宣言をすると、その時点で、「自分が勝った」と錯覚してしまう心理を利用しています。実は、その後に提示される条件は決してフェアじゃなかったりするのですが、相手が敗北宣言をしたことに満足してしまい、無意識のうちに条件を飲むハードルが下がったりします。「目的のすり替え」と言ったりもします。

 

5.さいごに

こういう交渉術を考えることは邪道だと言えば邪道です。本来、学会活動に疑問を感じているなら、そのことをちゃんと真正面から伝えるべきだと思います。しかし、真正面からぶつかったところで話が通じないことも事実であり、学会活動に忙殺されて、倒れてしまう前に、自己防衛のために、ある程度策を巡らせることもやむを得ないと思っています。

非活になるにあたって、どうしても組織の人が納得してくれない、理解が得られないという場合は、真正面からぶつかるだけでなく、少し視点を変えてみてはどうでしょうか?というお話でした。

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8 コメント

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本当、困りますよね。。 (えり)
2017-12-28 08:22:56
たれぱんさん、いつもありがとうございます!

本当、創価脳の方って話しが通じないですよね。
私は、勇気を出して支部婦人部長に「信じてないんです」と言っても、「うんうん」と話を聞くので、通じたのかな?と思ったら、うちの娘もね‥と娘さんの話をされて、反抗心がある娘だけど支部婦人部長の実証をみて、任用試験を受けた話を聞かされました(#゚Д゚)

この支部婦人部長は、
私の子どもにお菓子をくれたりするのですが、学校のボランティアもしていて子どもが好きなのか、創価の人材にしたいのか?自分が疑心暗鬼になってしまいます(ノ_<)
たぶん人材なんだろうけど。

でも、11月の?人事でこの支部婦人部長は
私と違う地域に駆り出されたので私の担当ではなくなったのですが、支部婦人部長なのでうち地域の支部を全部みてるからなのか?声をかけるのかよくわかりません汗
最終的には・・・ (たれぱん)
2017-12-28 12:53:17
えりさん、こんにちは。ご心労お察しします。。

もはや普通の会話が通じる相手ではないですね。
自分自身の体験談を語り、
「自分もあなたと同じ疑問・悩みにぶつかったけど、
この信心で乗り越えられたよ!
だから一緒に頑張ろう!」
というのは創価学会の常套文句です。

あなたが感じている疑問や悩みはあなただけじゃない。
私はあなたのことを理解しているよ。あなたの味方だよ。

と言葉巧みに相手を安心させ、組織に依存させようとするわけですね。
にゃんこ丸さんという脱会済みの元婦人部の方のブログ「創価学会を卒業します!」を拝見していますと、
婦人部との間で壮絶なやり取りをされていますが、
ここまで理解の足りない婦人部が相手となりますと、
脱会する以外に道がなかったというのも分かります。

向こうとしては、そこまで相手を追い詰めているという自覚がないんでしょう。
だからこそタチが悪いのですが。。
「これ以上何か言ってくるようでしたら、脱会します」と、
相手を脅すぐらいの強気な態度に出ないと向こうも分からないのかもしれません。

なお、ひとつお聞きしたいのですが、お子さんはご入会されているのでしょうか?
気がかりです。。
たれぱんへ (えり)
2017-12-28 13:21:01
コメントありがとうございます★

私は、一人っ子で友達もいなく母子家庭で唯一の親友に折伏されたので入会してしまいました(ノДT)
その親友とは保育園時代からの友達で、家族もみんな大好きなのは変わりません。
はい、子どもも入会しています涙

本当に子どもには謝罪してもしきれません泣
たれぱんさんや、二世の方の辛いブログをみるといたたまれません。。

なので、脱会する時は私の役目だと思い頑張ります(ノ_<)
子どもは普段勤行もしないし 子ども新聞も読まないのでまだ洗脳はされてないです。笑

ただ、みんなチヤホヤしてくれるので居心地はいいみたいですが、子どもにハッキリお金がかかって大変だから辞めるといまから宣言はしています。。
脱会宣言 (えり)
2017-12-28 18:22:14
たれぱんさん、聞いてください!

たれぱんさんのブログをみて勇気が出たので
たまたま団地で会った地区婦人部長に脱会しますと伝えました!!!!

そしたら、えーなんでーとか言いつつ えりさんが決めたことならみたいな言い方しといて、
新年勤行会はいく?とか言われ本当に話し聞いてない!!!と思いました(ノ_<)

また婦人部から連絡が行くと思うとか言ってました。
もう子どもを守るためにウジウジしないと決めました!
応援しています! (たれぱん)
2017-12-28 18:50:01
えりさんへ

脱会宣言されたんですね!凄い!
相当勇気がいることだったと思います。
あとは何とか婦人部の説得を掻い潜らないと…ですね!

お子さんの将来のこともありますが、
あまり気を張り過ぎないようにしてくださいね(>_<)
何かお困り事がありましたら、またお気軽にコメントください。
無事に脱会されますことを心より願っております。
応援しています!!
はじめまして (たま)
2018-01-27 01:02:16
たれぱんさんの文章に引き込まれ、読み進めています。
私は白ゆり長と正配と新聞長もしていましたが、非活になって5年になります。
私の非活の交渉術は、地区婦人部長と支部婦人部長とは一切接点を持たないです。相手は私に活動させたい、私は活動したくない。妥協点はないですね。
子どもと一緒の時は挨拶くらいはしますが、私一人の時は決して近づく隙を与えません。
先日他の若い方に白ゆり長を交代になりました。
何はともあれ、活動やめて本当に良かったです。
たまさんへ (たれぱん)
2018-01-29 01:04:04
はじめまして。
コメントありがとうございます。

「接点をもたない」というのも、確かに有効な対策ですね。
私の場合、諸事情から接点を持たざるを得ず、あれこれと駄策を講じていましたが、
たまさんのように、本来は接点を持たない方法をとりたかったですね。。

非活となられてから5年とのことで、本当にお疲れ様でしたm(_ _)m
コメントありがとうございます (たま)
2018-02-01 22:40:18
諸事情いろいろありますよね。
そういえば非活駆け出しの頃は、座談会と本幹には行ってましたね。
学会二世で活動家を経て非活になって生きている、思うことさまざまありますが、たれぱんさんのブログを読むと、すごく共感できます。
これからも楽しみにしています。

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