活動から離れた創価内部アンチのブログ。

元バリ活の内部アンチ(3世会員)による体験記・雑記です。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

りんごの話

2018-02-05 18:35:59 | 体験談・雑記

突然ですが、「りんごの話」をご存知でしょうか?

折伏をされたことのある方、あるいは折伏現場に入ったことのある方なら、もしかしたら一度は聞いたことがあるかもしれません。ニュアンスは微妙に違うかもしれませんが、大体こんな感じの比喩です。

 

「目の前にリンゴが置いてある。私たちはこのリンゴが美味しいということを知っているが、あなたは知らないと仮定する。今、私たちは一生懸命このリンゴが美味しいということをあなたに伝えているが、あなたはいま一つ信用できず、「美味しくないんじゃないか」「不味いんじゃないか」と疑っている。この平行線を解決する手段はひとつ。このリンゴを思い切って食べてみることである」…云々。

 

この比喩をもっと端的に言い表わすのであれば、「百聞は一見に如かず」といったところでしょうか。「実際に創価学会に入会して、中の様子を見てみないと、信心の良さは分からない」という理屈です。とある幹部は、話が煮詰まってくると、決まってこのリンゴの話をしていましたね。他のブログでもチラッと見かけたことがあるので、有名な例え話なんだろうと思います(あるいは、どなたか有名な幹部が言っていた話なんですかね?知識不足にてすみません)。

そして、「試しに食べてみて、マズかったらそれ以上食べるのをやめたらいい(嫌だったら退会すればいい)」と言うわけです。別に、リンゴの話を持ち出さなくても、こういう風に折伏したこと・されたことのある人もいるんじゃないでしょうか。「そんなに深刻に考えなくてもいい」「嫌だったら辞めることもできる」と、入会へのハードルを下げるという心理戦術です。

 

こんなことを言われれば、根負けして、「もう早く話を切り上げたいから、とりあえずこの場ではYESと返事しておくか」と考え、入会を了承してしまう人もいると思います。そういう意味では、「あとで解約すればいいので、とりあえず形だけでも契約を結んでくれませんかね?」と甘言をささやくセールスマンと同じぐらい姑息な手法ですね。スマホの契約をする際、よく分からないオプションにたくさん加入させられるのと同じ感覚です。

これが、単に「卑怯」とか「姑息」というレベルの話ならまだ可愛いです。「成果欲しさに、その場ではそういうことを言ったんだな」「本当は相手のことなんか考えていなかったんだな」で終わりだからです。褒められたことじゃないですし、世間からは間違いなく忌み嫌われますけどね。創価の評判を落としていることに気づいていないなら非常に哀れですが。ただ、これは、「卑怯」とか「姑息」とかいうレベルじゃないです。限りなく嘘に近いんですよ。

 

そりゃ、中には、本当に「入会するのも退会するのも本人の自由」と思って、そう言った人もいるかもしれませんけど、折伏をするぐらいの活動家の方でしたら、創価学会がそんな簡単に退会できない団体であることぐらい知っているはずです。逆に聞きたいんですけど、「嫌なら退会してもいいよ」と言ったあなた。退会する際、どういった書類を、誰に、どのように提出すればいいのか、具体的な手続を知ってます?また、もし知っているというなら、それを折伏相手に伝えました?

少なくとも私は、活動家時代を通して、具体的な退会方法を組織内で聞いたことはないです。実際、そういうマニュアルはあるのかもしれませんが、末端の学会員はほぼ知らないはずです。「そもそも正規の退会手続なんてあるのか?」と思っている人の方が多いのではないかと。そう考えれば、軽々しく「嫌なら退会してもいいよ」なんて言えないはずなんですよ。だって、退会方法・手続を知らないばかりか、正規の退会手続が存在するかどうかすら怪しいんですから

さらに、(多言を要しませんが)いざ実際に退会しようとすると、かなりの高確率で引き留めに遭います。場合によっては、退会届が受理されないというケースだってあると思います。あーはいはい。「引き留めるのも自由」と言いたいんでしょう?だったら、「退会するのは自由だけど、退会の際に説得行為に及ぶこともある」と説明すべきじゃないですかね。そうでないと、「嫌なら退会してもいい」と伝えられていた相手からすれば、「聞いていた話と違う」ということになりかねません。これでは、まるで騙し討ちですよ。

 

以上を踏まえ、私が思うことは、「実際に入会してみないと創価学会のことは分からない」というのはその通りなんです。それは否定しない。特定の宗教を信仰することに馴染みのない日本人が、話だけ聞いて納得できるなんてよっぽどのレアケースです。ただ、自分たちの都合に合わせて、色んな説明を端折りすぎです。

 

「リンゴの味を確かめるためには、実際に食べてみるしかないが、美味しくないかもしれないし、人によっては毒リンゴのように感じるかもしれない。けれど、我々としては、味と安全性の保証はできない。また、不味いと感じたら、食べるのを途中でやめてもいいけど、我々はこのリンゴの大ファンなので、あなたに対して、食べ続けるように説得するかもしれない。その点はあらかじめご容赦願いたい」

 

りんごの話を持ち出すなら、こう言うべきです。実際に創価学会の内部で行われていることも、上記のとおりのはずです。創価学会のことを正しいと言う人もいれば、間違っていると言う人もいる。全員がりんごを美味しいと言っているわけではない。また、退会まで踏み切る学会員がおり、そのような学会員を引き留めるケースもある。どうですか?違いますかね?

こういう話をしますと、学会員全員が、非常識な折伏をしているという風に受け止められるかもしれないので、ちゃんと良識をもって折伏をされている方もいらっしゃったことを念のため注記しておきます。

コメント (4)