地球破壊爆弾No.V-7

とあるパロロワ書き手の一人が徒然と思うままに何かしらを書き綴っていきます。

アニロワを振り返ろう その13

2009-01-06 | パロロワ
微妙に忙しいようなそうでもないような気がする今日この頃。


tribute

ふーじこちゃ~んもこれで4回目。
相変わらずポツンとしてた彼女ですが、グリフィスの滞在する温泉の方へと誘導です。
タイトルでは貢物となってますが、うまく取り入る可能性も十分にあると考えていましたよw

中身は前のと似た感じで、放送の内容やらなにやらに思案して終わりと簡潔なものです。
とはいえ誘導となるとその理由はきっちりと書かなければならないもの。
一個一個可能性を潰して、最後に残った……と、これは詐欺師のやり方なんですよねw

東西南北と選択肢があるとして、現状を考慮して答えが一つしか出ないって言ったら、そんなことはない。
同じ状況でも、どの答えだって導き出すことが可能です。
ようはネガティブな情報とポジティブな情報の取捨選択と、それを並べる順番。


例をあげてゆきましょうか……。

 1.私は北に向かった。

 2.そこで仲間と待ち合わせをしているので、私は北に向かった。

 3.南から敵に追われているため、私は仲間の待つ北へと向かった。

 4.待ち合わせの時間にはまだ早かったが、しかし南から敵に追われていたため、私は仲間の待つ北へと向かった。


1は理由なし。これだけだと、御都合だと言われてもしかたありません。
2でポジティブな情報が加えられました。3でそれを後押しする他の選択肢にとってネガティブな情報が加わります。
そして4では、選ぶ選択肢に対するネガティブな情報も加えられました。
しかし、予め取り上げることで、最終的な決断に”あえて”という属性がつき選択の強固さが増すのです。

こうやって動機付けに説得力を持たせることができます。
さらに言葉を加えれば頭のよいキャラの格上げにもなりますし、逆に言葉を減らせば短絡的という印象になります。
基本的なことですけど、言葉の持つポジティブとネガテュブという属性を意識すると、かなり意識的に組み立てられますよ。


では、同じ状況で南に向かわせましょう……。

 1.私は南に向かった。

 2.追ってくる敵に対処するため、私は南に向かった。

 3.北で待つ仲間に迷惑をかけないためにも、私は追ってくる敵がいる南へと向かった。

 4.単独で挑むのは危険が伴うが、仲間に迷惑をかけないためにも、私は追ってくる敵がいる南へと向かった。


はい、南に向かいました。
キャラクターの考え方や与えられた情況にもよりますが、情報の取捨選択と並べる順番で結論はどうとでもなります。
やり方としては、まず考えられる選択肢を洗い出し、それぞれに対するネガポジの情報を書き出す。
でもって、『選択に対する弱い否定』→『他の選択に対する強い否定』→『選択に対する肯定』って並べれば完成。

私、頭のいいキャラ好きですよ。だって、頭のいいキャラはたくさん選択肢と情報を出せるんですものw
数があれば結論の向かう先は自由自在ですからね。らくちん、らくちん♪



まとめ――1回否定しよう。

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