今日は、広島県東広島市へエアコン取り付け工事にお伺いしました。
何時もご依頼頂く建築会社さんからご依頼です。^^
エアコン自体は、建築会社さんからの支給品で建築会社さんの
取引先のお客様のご自宅へ取り付けです。
到着後 ご挨拶を済ませ工事開始です。
工事前に家は、2×4で建てたとの事でしたので筋交いは無いと思いましたが・・・
一応念の為に下穴を開けて中を調べたら・・・・・・
下穴の右に障害物が有ります。?
2×4なら筋交いは、無いはずですが少し穴を左に逃がして穴を開けます。
やはり下穴を開けて調べて時の障害物は、筋交いでした。
左に逃がして穴開けをして正解です。^^
開けた穴に貫通スリーブを差し込みます。
室内機の設置完了です。
最後にどんでん返しが、この後に待っているとはつゆ知らず><
配管カバーの色は上下で色を分ける為にブラウンの部分に刻みをいれて
段さをかわす予定です。
配管カバーの固定は、ステンレスビスにシリコンを盛って下穴にねじ込み固定します。
良い感じでネジの周囲から シリコンがはみ出て防水出来ていますね。^^
先ほどのブラウンの配管カバーの刻みは、この段さをかわす為です。
ジャバラでも良いのですが、ジャバラは経年変化でボロボロになってしまいます。
ブラウンの上部分は、アイボリー色で仕上げています。
配管カバーの中に入るのですが、ドレン抜け防止の為にコーテープで巻いて仕上げて置きます。
こうすると寒暖の差にドレンホースが、縮んで抜けてしまう事が防げます。
ツートンカラーの外壁に合わせて配管カバーもツートンで仕上げました。
室外機に配管を接続後 電動真空ポンプに真空計をセットしてから
真空引き作業開始です。
後は、真空ポンプにお任せして
ドレンテストなどなど・・・・・
真空引き完了後
真空計の置き針処理を行います。
赤い針と黒い針を合わせてそのまま規定時間放置します。
規定時間経過後 針にズレが生じていない事を確認後バルブを開けてガスを流します。
室外機は、こんな感じで仕上げました。
これから どんでん返しの始まりです。><
お部屋に上がり冷房運転で試運転開始です。・・・・・・
あれ?? 運転ランプが点滅して動作しません。
最初は、私が暑さの為に連絡線の端子の誤結線かと思いましたが誤りはありませんでした。
ひょっとしてエアコンの初期不良!!
ダイキンさんのこのタイプは、リモコンにエラーコードを出す事が出来ます。
自己診断の結果が、エラーコードC-4です。
ダイキンのカスタマーセンターに電話してエラーコードの問い合わせをすると
室内機のサーミスター異常か室内機のメイン基板不良との回答です。
この暑さでお客様に迷惑かける訳にもいかないので
建築会社さんに電話して商品交換を手配をして頂き 同時進行で現場で修理を行う事に
その場で室内機をばらして熱交換器のサーミスタの配線をたどり・・・・
室内機右側面のメイン基板のサーミスタのコネクター部分を調べて見ます。
調べた結果サーミスタのコネクターの接触不良が原因でした。
コネクター部分を手直しして室内機の動作確認を行います。
動いてくれました。^^
室内機を元通りに組み立てて冷房運転で試運転を行います。
ちゃんと冷房運転が、入り気持ち良い風が出ました。
この暑い時期に新しいエアコンが、動作しないという最悪の結果を回避する事が
出来てほっとしました。^^
後は、このまま使用して問題無ければ原因は組み付け不良です。
異常がまた出れば室内機のメイン基板の交換か必要になるかもしれません。
建築会社さんに現場から電話して状況を報告後作業完了致しました。
ご依頼ありがとうございました。m(__)m