あんてろーぷのフライdeオイカワ

主に川の小物フライフィッシング・ネタと青めだかの飼育ブログです。

スレッドの番手って何規格?

2018-11-12 22:52:31 | フライ・タイイング

こんばんわ、あんてろーぷです。

スレッドの番手って?

 

フライ・タイイングに欠かせないスレッド(糸)の番手について考えてみました。
フライ専用のモノフィラメントのスレッドは 8/0 とか 6/0を使っていますが、
この数値の基準になっているのはUSP(アメリカ医療糸規格)によるものです。
最も細いのが12/0(12-0) → 10まであって太くなっていきます。
要は手術で使う縫合糸の太さですね。

一方、紡績業界におけるフィラメントは「D(デニール)」で太さを表し、
9000mで1gを1デニールと決められています。
こちらも数値が増えるほど太くなります。

自分が使っている中華スレッドは細いモノコードの束(ヨリは無い)のでD(デニール)表記になっているんです。

また、スパンミシン糸(より糸)は「#(番手)」で表し、数値が少ないほど太くなります。
これは紡績における「綿番手」の規格で、短い素材を紡いで糸にするときの規格のひとつです。
重さ1ポンド(約453.6g)で長さ840ヤード(約768.1m)あるものを#1
(1番手)と呼びます。
ミシン糸では#50、#55、#60(標準的な太さ)が主流のようです。
材質は綿が基準でポリエステルや混紡も同様の単位を流用しているようです。

モノフィラメントの利点は単一糸なので水を吸って重くなったり、膨張したりしないことです。
しかし、ほどけやすい面もあります。
コストも高いですね。

ヨリのない複数のフィラメントは綿ほどではありませんが水をふくみます。
ただ、細い糸の束なので扁平になりやすくフォルムを作りやすい利点があります。
コストも安くできます。

どちらを使うかは好みになりますが、自分はフックサイズ#16以上はモノフィラメント#18以下はフィラメントと使い分けています。

自分が調べた感じでのUSPとDの相対は次のとおりです。

細い方から
 USP : デニール
12/0 :  50D
 8/0 :  75D (使用中の中華スレッド)
 6/0 : 120D
 4/0 : 180D  - スパンミシン糸  #60 (一般的なミシン糸・材質はポリエステル)
 3/0 : 200D  - キルト用スパン糸 #55 (アシストフック製作時に使用・材質はポリエステル)

になっているようです。
若干の誤差があると思われますがご容赦を...(^▽^;)

ここでは割愛しましたが、羊毛番手や麻番手というのもあるようです。
金属糸やガラス繊維、カーボンやケブラーなど新素材もありますね。
最近ではPEも複ヨリの糸ですね~。
調べてみると糸の世界も意外と深いです。

では(^O^)/


オールドタックル その7

2018-11-11 19:54:48 | ルアー・フィッシング

こんばんわ、あんてろーぷです。

オールドタックル その7

今日、使いたい工具を探して実家の倉庫を検索していたら
こんなものが出てきました。

 

DAIWA PHANTOM MAGSERVO SS-15
1980年代初めに購入したものです。
結構なお値段だった記憶があります。

それまでのベイトリールはメカニカルブレーキに遠心力ブレーキを搭載したものが
主流だったんですが、ダイワがPHONTOMシリーズをリリースしたときに
このMAGSERVOという遠心磁力ブレーキを搭載したリールを発表したんです。

 

当時としてはかなり画期的なリールでバックラッシュを気にせずにフルキャストできるベイトリールでした。
これにより当時のバサーはベイトリールがスピニングに変わり主流になり始めました。
いまではこの磁力ブレーキは標準装備ですよね。

 

一番上の固定軸に「MAGSERVO」のロゴが入ったサムレスト(親指置き)があったんですが、
邪魔なので早々に取ってしまいそのまま紛失してしまいました。(^▽^;)

 

磁力ブレーキのコントローラー
数値を大きくすると強い制動がかかりスプールにブレーキがかかります。
ただ、軽いルアーだと飛距離が出ず難儀しました。
結局、メカニカルブレーキ+磁力ブレーキ+サミングが一番距離が出たんです。

ダイワのロゴマークもかなり古いタイプで「太陽」をモチーフにしたものです。
その下のMAGSERVO PAT.PEND(特許申請中という意味)、ここから現在に至るんです。
磁力ブレーキの原点と言うに相応しいリールでしょう。

少し清掃しましたが、問題なく稼働します。
だけどコレクションかな....

では(^O^)/


マジックソープはすごい(*'▽')

2018-11-10 20:36:22 | そのた

こんばんわ、あんてろーぷです。

マジックソープ

魚を触った後の生臭みってどうされていますか?
釣の帰りにハンドルを握るのに躊躇します。
そんな悩みのなか、先日ダイソーで見つけました。

「マジックソープ」

ステンレス製の石鹸型のものです。
パッケージには「手についたイヤなニオイが消える!」とあります。

 

サンマの写真も掲載されています。
100円なのでダメ元でお買い上げ~(*'▽')/

先日の釣行のあとに河原で実験しました。
と言っても川の水ではなく、ポリタンクで水道水を持参しての実験です。
取説では「流水で30~40秒間手をこするだけ」とあるので、そのようにしてみると

あら不思議....オイカワの匂いが消えています。
なんとなくヌメリもなくなっています。
完ぺきではありませんが、これなら十分です。
帰宅して石鹸で洗うとまったく匂いが消えています。

今までは消毒用アルコールウエットティッシュで拭いてから
お湯に手を浸して石鹸で洗浄していましたが、完ぺきには匂いは消えなかったんです。
結局、お風呂に入るまではなんとなくオイカワ臭は消えませんでした。
しかし、この「マジックソープ」は水だけでかなりの効果があり、
その上100円となればフィッシャーマンの必須アイテムになるのではないでしょうか。

ではなぜ匂いの消えるか(パッケージから)
このマジックソープはステンレス製なので表面は+(プラス)に荷電するので
手についたニオイの分子(マイナス荷電)がステンレスに引き付けられ、
流水で流れ落ちるとのことです。
ということはステンレス製品なら何でもいいことになります。(^▽^;)
が、やはり石鹸の形状をした「マジックソープ」のほうが洗った気分になりますネ~

ダイソー以外の100均でもあると思います。
ググってみるとダイソー、セリア、キャンドゥ、レモンで取り扱いがあるようです。
お試しを~

では(^O^)/


秋のおとづれ

2018-11-09 15:15:02 | そのた

こんばんわ、あんてろーぷです。

秋のおとづれ

朝から雨になってしまいました。
予報では午後からだったのに....(;一_一)

 

昨日の朝、散歩に行った近所の公園に植わっているポプラが黄葉をはじめました。
このポプラはアメリカ原産のチューリップ・ポプラという品種で、
一般的なポプラの葉と違い、その形がチューリップの形状をしています。

山も少しずつ茶色くなって秋らしさを感じるようになりました。
少し前まで「暑い~」って言っていたのがうそのようです。

そろそろ外の琉金たちをうちの中へ引っ越しさせる時期になりました。

では(^O^)/


フライdeオイカワ 2018 vol.09

2018-11-08 20:59:56 | フライ・フィッシング

こんばんわ、あんてろーぷです。

フライdeオイカワ 2018 vol.09

今日も農作業がはやく片付いたので川へいってきました。
16時からの60分勝負です。

 

しかしながら、キャッチできたのはこのサイズばかり....(;一_一)
70mmのオイカワって、まるでミノー・サイズ。

このサイズなので#22でもフッキングしませんでした。
今日は#24のピューパ、以前パイロット・フライとして紹介したものです。
簡素な作りですがヒット率はかなり高いんです。(*'▽')
先日につづき当歳魚ばかり7匹をヒットさせました。
大きい奴はもう深みへ落ちたのかもしれません。

それでも水温はこの時期にはめずらしく相変わらず高めなので
もう一回ぐらいできそうな気がします。

では(^O^)/