議案質疑をおこないました。
21日の代表質問4名、22日の一般質問4名が終わりました。一般質問のあと、令和5年度一般会計6月補正予算に関して「質疑」を行いました。徳島化製への不透明・不平等な補助金に関するものです。質疑は議案の内容について問うもので、私の要望などを入れることは出来ませんが、知事が変わっても相変わらずの特別扱い予算だということがわかりました。今後の議論に繋げていきたいと思います。
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質疑 2023年6月22日 達田良子
私は、日本共産党として、議案第１号「令和５年度徳島県一般会計補正予算（第１号）について質疑を行います。
知事は県政刷新を訴えて当選されました。「現状維持」「前例踏襲」ではなく、「異次元の政策実現」での改革をと述べ、また昨日も「透明度の高い徳島」をめざすと力強く答えられました。
そこで、予算においても、不透明、不公平のない透明度の高いものになっているかどうかという点で、特に徳島化製協業組合への補助金に関してお尋ねします。
この補助金は平成６年から４半世紀を超えて毎年出し続け、多い時には年間３億円にも上っていたこともあります。徐々に減額をしてきたとはいえ、３部局あわせて、累計で約５１億４千万円もの補助金を１民間企業に出しているのです。
県の「財政構造改革基本方針」では、「廃止」や「終期設定」など徹底した見直し、また、複数年継続している補助金については「固定化」や「既得権益化」することがないよう検証することなど、「補助金の検証」が方針の一つに掲げられています。
この度、新しい知事の下で、県が掲げた改革方針に基づいて、予算付けがされているのかどうかという意味で、これまで質問してきた内容を、今、改めて伺います。
第一に、令和５年度６月補正予算にも徳島化製協業組合への補助金が計上されているということですが、安全衛生課の「化製場衛生確保対策事業補助金」、商工政策課の「小売・卸売商業安定化事業費補助金」、畜産振興課の「食鳥副産物有効利用促進事業費補助金」、それぞれ何費の中にいくら含まれているのですか。
第二に、平成６年から令和５年度予算を含めて、徳島化製への補助金は合計いくらになりますか。部ごとの合計および３部の合計額をお知らせください。
第三に、徳島化製への補助金は平成２８年度から一律１０％減額となっています。今年度も１０％減ですか。その１０％減額の根拠は何ですか。また今後も１０％減額で出し続けていくとして、例えば補助金額が年間１千万円程度に減少するまでに今後34年もかかることになりますが、このまま出し続けるのですか。
第四に、この会社への補助金は、県内で発生する副産物・残渣物を処理・再資源化することへの補助だとしていますが、県内分は約３割、あとの７割は県外から仕入れていると、県は答弁してきました。補助金は県内分３割に対する補助金ということですか。
最後に、徳島化製は、日本で最大級規模の食品廃棄物・廃食用油リサイクル企業で、全国展開していますが、なぜ補助金が必要なのですか。また、事業展開している他県で補助金を出しているところはいくつありますか。
以上お答えください。
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