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「ないものはない」海士町視察

2017年05月29日 | 日記
5月22(月)、23(火)、24(水)
党県議団3名で、島根県と鳥取県に視察で行ってきました。
その一つは島根県隠岐諸島の中の「海士町」です。
島根半島から60キロという、離島でありながら、移住者がどんどん増え、農林水産業も活性化し、若者が多い元気な町だというのです。
 なぜなのか、ぜひそのわけを知りたいと思っていました。

 しかし、徳島からずいぶん遠い所でした。鉄道、バス、船を乗り継いで、行き・帰りにそれぞれ一日がかりでした


日程の都合上、前泊し、23日に、町政の経営指針をもとに説明いただき、島内を案内していただきました。


 
 海士町の取り組みについては、ホームページで詳しくみることができます。
 「ないものはない~離島からの挑戦 ~最後尾から最先端へ~」



空、海、山の緑が美しく、銘水が湧き、田んぼも広がっています。海の幸、山の幸がいっぱいの島でした。


山の中にもウシが。


岩カキの養殖がさかん。


説明いただく中で、「目からウロコ」がいくつもありました。
その1、
役場は「住民総合サービス株式会社」だという考えなので、町職員はほとんど移動しない。その道の専門家をめざして仕事をしている。

その2
財政危機を乗り越えるため、町長、町職員の大幅な給与カットだけでなく、老人クラブからバス料金の値上げや補助金返上、各委員から日当減額の申し出など、住民が自分たちでできることを積極的に行った。

その3
よそ者を排除せず、町活性化のためになる発想を大事に、歓迎し、ともに夢の実現にむけていく。
若者、馬鹿者、よそ者が島おこしの原動力。

町おこしのアイデアから生まれたいくつもの商品。その一部はおみやげに買ってきました。


海士町のように、住民が一丸となってまちおこしに取り組めば、日本全国「ないものはない」豊かなふるさとがよみがえるのではないでしょうか。元気をいただいてきました。