たつた良子のページ

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被災者の「支援制度」への思い

2014年09月11日 | 日記
ここ数日、台風11、12号で浸水被害を受けた方からの要望や相談が寄せられてきました。
どれもが深刻な問題ですが、内容は次の3種に分けられます。

①お聞きするだけで良かったもの。
②県や市に要望として出すべきもの。
③行政以外については、その関係で相談に乗れる人を探して対応。

特に②については、「生活再建支援制度」に関するものが多く寄せられました。
■家具や電化製品などの生活用品がダメになって買い替えが必要だが、手持ち金がなく困っている。
■仕事のため、他の町で住んでいるが、土日には帰り家の管理をし、固定資産税を払い、町会や祭りなどの近所付き合いもしている。生活用品がすべて被害を受けたのに、「ふだん住んでいないから」との理由で支援の対象にならないという。これは絶対おかしいと思う。
■「床上浸水」被害の場合は、住宅の補修費や生活必需品の購入費として100万円を限度に支援されるが、ひとり暮らしの場合は75万円までだという。すべての生活必需品と家屋が被害を受けているのは同じなのに、なぜ単身者だからと金額に差をつけるのか。これでは、ひとり暮らしの者により大きな負担がかかることになる。ものすごく不公平で差別感を感じる。
■那賀町では、低所得の被災者には、30万円の前渡しをするという。同じ被害者なのに、なぜ対応が違うのでしょうか。

などのご意見が寄せられました。
県や市に改めて要望を届けていきたいと思います。

写真は加茂谷地区のお宅の車庫に印されていたこれまでの浸水の深さの印
一番上が今回の台風11号。二段目(ほうきの先)は平成16年の台風23号、下段は平成23年の台風12号の際の浸水痕。「

「度々浸水はしているが、こんなに深く来たのは初めて。異常な高さだった」という方々の声を実感しました。