たつた良子のページ

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生活再建支援策について思う

2014年08月24日 | 日記
 古田県議とともに、活動予定などを相談しました。
災害対策では、支援策の充実を求めなければなりません。

 このたびの徳島県内での床上浸水では、家が傾いたり壊れたりというのはほとんどありませんが、床上に5センチでも乗れば、もう畳は全部だめになっています。床板も種類によっては、はがれたり、ゆがんだりしています。
クーラーの室外機、お風呂のボイラーなどが壊れて、買い替えや修理が必要となっています。

 床上40センチのお宅では、冷蔵庫も扇風機も、ふとんや座布団など床にあったものがダメになっています。まだ新しそうなタンス類も、水を含んで引き出しが開かなくなってしまってゴミに出すしかありません。ふすまも水や泥を吸って痛み、張替えなければなりません。

 国の「全壊」「大規模半壊」「半壊」「一部損壊」などの認定基準は厳しすぎると思います。
特に平屋では、居住空間すべてが被害を受けているのに、今のところ「半壊」にあたる家はほとんどないというのです。認定作業に当たっている市町の職員さんも、被災者のことを思って心が痛んでいるのではと思います。

 「私らも、思ってもない水害で大変だけど、広島の被害を考えたら、まだましかも。」浸水被害を受けた方々からよく聞く言葉です。
 何人もの命が奪われた広島の土砂災害に、ほんとうに心が痛みます。まして、毎日のように激しい雨です。捜索も難航しているといいます。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。そして、一日も早く安全が確保できる町にと願わずにはいられません。

 徳島の浸水被害で家が住める状態でなくなっている方々が、広島の被災地を心配されています。

 だからといって、徳島の災害対策が後回しになってはならないと思います。
徳島の被災者のみなさんが、要望を遠慮してしまうようになってはならないと思います。

それでなくても、夏の疲れが出る頃です。
浸水被害を受けた皆さんに疲れの色が見えるのがとても気がかりです。