こんにちは。
前回の更新からだいぶ日が経ってしまいました
連休中も安乗神社は平和な日々を送っていました(*´ω`*)

さてさて
本日ご紹介するのは 旧八皇子宮 という過去にあった宮さんです
現在の人形芝居小屋の裏山にあって
境内に大潮社、天王社、大山祇社が祀られていたという記録がありますが
明治40年に八幡宮、秋葉社、また別の大山祇社と共に合祀され八幡神社となり
1年後の明治41年 当時の安乗神社と合祀され「村社安乗神社」として生まれ変わりました
合祀前の旧八皇子宮では八柱の神様が祀られていました
◎天忍穂耳命 アメノオシホミミノミコト
◎天之穂日命 アメノホヒノミコト
◎天津日子根命 アマツヒコネノミコト
◎活津日子根命 イクツヒコネノミコト
◎熊野久須毘命 クマノクスビノミコト
ここまでは男の神様
◎多紀理毘売命 タキリヒメノミコト
◎市寸島比売命 イチキシマヒメノミコト
◎田寸津比売命 タキツヒメノミコト
ここまでは女の神様
合わせて五男三女神として各地にある八皇子社(八王子神社)にて祀られています
昔の安乗では、この旧八皇子宮にて
村の重要生業である漁業の大量を祈願する神事があったそうです
旧正月の一日に行われていた潮祭りでは
神森よりもちの木を切り出し、海岸の祭場に飾って柑子(ミカン科の小高木)をならす
「蜜柑(ミカン)ならし」又は「橘をはやす」という事がされ、
81の神饌(供え物)を供えて祭典する側で僧侶が護摩を焚いて大漁祈願していたようです
ちなみに「護摩を焚く」の意味が分からなかったので調べたら・・・
護摩の炉に細長く切った薪木を入れて燃やし、炉中に種々の供物を投げ入れ(護摩焚き)、
火の神が煙とともに供物を天上に運び、天の恩寵にあずかろうとする素朴な信仰から生まれたものである。
火の中を清浄の場として仏を観想する
密教で、不動明王や愛染(あいぜん)明王などの前に壇を築き、火炉(かろ)を設けてヌルデの木などを燃やして、煩悩(ぼんのう)を焼却し、併せて息災・降伏(ごうぶく)などを祈願する修法。
・・・という事のようです。
そして旧11月一日にはめたねまきといって
和布(海藻の種類)の種まきをし、磯草の豊作を祈って
神森に注連縄(しめなわ)を巻いて不浄物の山入りを禁じたそうです
つまり潮祭とめたねまきは磯と沖合の大漁を祈願して行われていたものです
安乗は昔からずっと漁業が盛んで ほとんどの人が海にかかわる仕事をしていたそうなので
こういう神事はやはり大事ですね
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