日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

私の英会話入門。

2014-11-11 20:57:39 | annonへの道のり
 今、一時間ワンコインの英会話講座に時々行っています。
そこでは、「こんにちは~」もHello!だし、
自己紹介は、My name is~だし、
ひとつひとつが、「こうだっけ?」「いいんだっけ?」の連続です。
しかも、舌も回らず語彙力も足りずに、たどたどしい切れ切れの会話を楽しんで(?)います。
しかし、やらなくては、はじまらない!
「愚公、山を移す」でやるしかないのですね、なにごとも。

 英会話の講座に行っていると、アクセントや言葉がはっきりしていると、
英語っぽく聞こえるなぁ~とよく思います。
ごにょごにょ、もそもそっと言っていると、英語の文的には正しいのでしょうが、
なんだか、日本語っぽく聞こえるように思うのです。
~私だけかもしれませんが…~

 でも、発音がはっきり、くっきりしているだけに、
Why~?とかWhat~?と言われると、
「通じんかった???」とか「変なこと言った???」とびくびくもします。

 支援員をしているときに、ひとりの子どもがよく、
「今のは、注意したんですか?」とか「怒ってるんですか?」と聞いてきていました。
その子は、例えば、
「雨が降るから、早く校舎の中にはいんなさーーーい!」と
先生方が大きな声でみんなに呼びかけていると、
「あ~あ、怒られちゃった。」とがっかりしたり、
問題の解答をミスしそうだったところを、
「おっと!それで大丈夫!?」と少し大きな声で見直しを促されたりしても、
「怒ってますか?」と聞いてくる子どもでした。

 大きな声や不意の声等が、
一体、どういう意味で出されたものなのかをはかりかねているようでした。

 その子には最初に、
「今から、言うことは怒ってるんじゃなくて、注意してほしいことね」とか
「これから言うことは、やってほしくないぞ!と怒っていますからね」と
前置きをしてから言うようにしていきましたが、
教室や体育館で、その子に向けられていなくても、
大きい声や不意の声が耳に入ると、不安そうに遠くを見るような目をしていました。

 英語の講座で、「今のでよかったの?」とびくっとしていると、
その子の不安さと少し重なるのかなぁ~と思うことです。

 人の話のトーンやスピード、内容の把握にについていけないことは、
こんなにも、ドキドキ、オドオド、小さな気持ちになるものなのだなぁと、
切なくもなる、私の英会話入門です。


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