あんのおしゃべり

あんの想いを綴っていきます。

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私の読書歴 その7 赤毛のアン

 | 読書歴
最初に教科書で読んだときには、
自分とまったくタイプの違うアンにさほど
興味を持たなかった・・・
けれども父も母もその本が好きで、
新潮社の文庫本でアンのシリーズが全巻家にあった。
何気なく、手にとって読み始めたら、
すっかりアンのとりこになってしまった。

私の青春時代はアンと共に大きくなったと言っても
過言ではない。
今、こうしてカントリーの世界にはまりこんでいるのも、
赤毛のアンの世界にずーっと入り込んでいたから・・・
彼女に負けないくらい、ドジな私だったから、
彼女の「明日は、まだ失敗のない日」という台詞に
どれだけ助けられたかしれない。

でも一番の思い出は、赤毛のアンがきっかけで
中学時代にできた友達である。
彼女も私同様に休み時間には本を読んでいるような
おとなしい子だった。
しかも勉強ができることが災いして、
クラスの女の子たちからは、敬遠されていた。
その彼女と親しくなったのは、私もまた、
仲間意識ばかりが強くて、他のグループの
悪口を言っているような交友関係についていけなかったから。
アンとダイアナのような“腹心の友”の関係が
二人の間にはできあがった。

その数ヵ月後に、私は岡山から石川に転校・・・
その後の中学時代は、もっと辛い日々だった。
小学1年で転校した弟が、高校に入ってもなお
「転校してきた子」と言われるような閉鎖的な
田舎の町に引っ越したのだから、
友達らしい友達ができなかった。
その私が、不登校もせずにその中学に通えたのは、
その腹心の友の手紙だった。
彼女の存在が、心の支えになっていたのだ。
そのやりとりは、便箋に10枚を越えることもあった。
赤毛のアンにぞっこんな彼女であったから、
二人の話はつきることがなかった。

大人になって再会したときに、彼女が、言った。
よくぼーっとした目をしていたよ、って。
赤毛のアンと同様に私もまた
空想の世界を漂ってばかりいたのだ。
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