あんのおしゃべり

あんの想いを綴っていきます。

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私の読書歴 その9 可愛いエミリー

 | 読書歴
あまりに赤毛のアンが有名になり過ぎてしまって、
モンゴメリは、読者の期待に沿う作品を書くために
アンのシリーズはどんどん追加せざるをえなかったようです。
若草物語を描いた、オルコットと同様に
売れっ子として自由に作品を作れないストレスを
モンゴメリも日記に書き記していました。
でも、本当はエミリーこそが、
作者モンゴメリの分身なのではないかと思います。
赤毛のアンも書くことが好きでしたけど、
それ以上にエミリーは、書くことの好きな少女でした。
しかもアンとは対照的に、内向的で
友達も少ない、おとなしい少女でした。
私は、アンに似ていると自称しているけれども、
その内面においてはエミリーに共感できるところが
たくさんありました。

さて、エミリーもおおぎょうな言葉を使うのが好きでした。
詩で言うならば、ヴェルレーヌといったところです。
彼女は、先生に指導してもらっていたのですけど、
ある時、本当のことだけを書きなさい、といわれ、
今度は自分の回りにいる人たちの写実をはじめます。
実は彼女には千里眼の素質があるので、
見えないはずの相手の心を読み取って書いてしまいます。
モンゴメリ自身がそういう見えない世界に対して
興味を持っていたようです。
モンゴメリは、教員生活を送った後、
牧師の妻となるのですけど、
敬虔なクリスチャンには、許されなかったであろう、
人智学の勉強をひそかにしていたようです。

ちなみに、前回名前を出した、
シュタイナーは神智学を学んでいたそうです。
二人とも今からおよそ100年前に生きた人たちですけれども
二人の書物から学べる教育観は、現代にも十分通じます。
と書くのは、私はモンゴメリの描く教育の世界に
とても興味を持ったからです。
彼女の体験に基づいて、アンの教師生活も描かれていますが、
エミリーの通った学校の様子も
とてもおもしろく書かれています。
歴史の勉強といえば、その時代の役柄を
子どもたちが演ずるのだそうです。
クレオパトラとなった子は、その鼻の高さが忘れられないし、
マリー・アントワネット王妃を演じた子は、
ギロチンにかかった役を演じたがゆえに、
フランス革命の年が忘れられない、というのです。

丸暗記をするのではなく、
興味を持って学べば、どんなことも身に付く、と
教えたのは、丘の上のジェーンに出てくる、
ジェーンの父親です。
このことは、いつか書くことにします。
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最近ブログの更新してなくて・・・というかできなくて久々の更新です^^;今日は職場の