ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

ピースフルラブ・ロックフェスティバルその2

2011-07-23 18:00:01 | Queeness
さて、翌日である

朝、会場に向かいサウンドチェックをするのだが、ホテルの部屋で準備してたら、現地スタッフさんから電話がかかってくる。

スタッフ:「すみません、Queenessのマネージャーさんの電話ですか?」
ワシ:「(うーん、マネージャではないんだけど・・・まっ仕方ないか)はい」
スタッフ:「会場入りはリハーサルの1時間前でお願いしてたんですけど、今どちらですか?」
ワシ:「???」

そっか、1時間前の会場入りって確かに読んだ記憶はあったんだけど、本番だけのことかと思ってた。で、リハーサルの30分前に会場入り(すみませんでした・・・)

Tamazoは朝早くに会場入りして、現地スタッフさんと打ち合わせや準備をしてたので、すでに現場で待ってた。サウンドチェックは快調に終わる。いつも思うが、このピースフルのスタッフさんたちは本当に凄い!何も注文する前から、モニターバランスはほぼ完ぺきに出来上がっているし・・・こちらはモニターバランスを軽くチェックし、楽曲で確認しておきたい部分を軽くチェックするだけで終わってしまう。本当に20分もあれば完璧なセッティングになってしまうのだ。




そしてマイクロバスでホテルに戻ってからは、いつものステーキハウス「四季」で肉を食う。スパイクヨコチンとちゃ~り~は1ポンド(約450g)ステーキワシは200gのサーロイン。ステーキで腹いっぱいになってから部屋で少し休んで、そして夕方にまたまたマイクロバスで会場入りするメンバー。





司会はいつものマスミ・ロドリゲスではなくて、スティービーさん



マスミは演奏後に楽屋に遊びに来てくれた。

で、いつもと同じように、スナックJのママさんやその仲間たちが用意してくれてた、沖縄風のいなりずしやら、フライドチキンやら、凍らせてあったフルーツなどを頂きながらしばしライブ観戦し、本番前に楽屋へ向かう。



そして本番!

この日のために新調した衣装でステージに上がるワシ。






今年のセットはこんな感じだった。

SE: Procession
1. I Was Born To Love You
2. Another One Bites The Dust
3. Fat Bottomed Girls
4. Teo Torriatte
5. Seven Seas Of Rhye/Keep Yourself Alive
6. Bohemian Rhapsody
7. Radio GAGA
8. We Will Rock You
9. We Are The Champions
SE: God Save The Queen

東日本地震のあと、海外のアーティストのオムニバスアルバムがリリースされたが、その中に入っている「Teo Torriatte」を演奏したのは、今回のQueenessからのメインメッセージだった。クイーンの楽曲を演奏するわけだから、この曲は絶対にやらなきゃと思ってセットリストに入れた。フェスティバル向きの曲ではないことは百も承知の上である。そして、

♪手を取り合ってこのまま行こう、愛する人よ
♪静かな宵に光をともし、愛しき教えを抱き

を、途中からウチナーぐち(沖縄の方言)にして

♪てぃとぅてぃにじてぃうぬままでぃっか、かなさんどやや
♪よんなーゆるにあかりてぃらち、かなさゆしぐとぅちむにいだち

と歌ったのだけど、この静かなバラードがある意味Queenessのこの日の演奏ではハイライトだったと思う。沢山の人から「感動した」という、有難い言葉を頂いた。

ステージ終われば「自由の身」である。大トリである「紫」の演奏を聞きながら、いろんな人と写真撮ったりお話したり、かっちゃん(元コンディショングリーンのボーカル)のキャラクターグッズ買ったり


かっちゃんTシャツと、かっちゃんタオル

それにしても、ホントに多くの皆さんから、「去年までよりも、またずいぶんパワーアップしたねぇ!」と言われる。ホンモノのロックを生で感じて来ている沖縄の皆さんからの評価。本当にうれしかった。

ライブ終われば打ち上げである。コザ市内某所の沖縄料理の店「風車(かじまや)」で、まずはお世話になっている主催者サイドの徳さんや、JETのターキーさんとカズフミさん達と、チャンプルー、クブイリチーなどを頂きながら打ち上げ。そして、それが終わってから、ワシは8 BallのRay君(ジョージ紫さんの息子さん)がやっている7th Heavenに顔を出して、紫のDouble Dealing Womanなどでセッション。ホテルに戻ったのは2時を大きく回った頃だった。

毎年行ってる沖縄。

でも、いつまで呼んでもらえるか?ということについては不安も感じる。今年呼んでもらえたから来年も・・・という受け身の姿勢では、いけないと思う。

常にベストなものを持っていけてるだろうか?お客さんに満足してもらえているだろうか?イベントを盛り上げることができているだろうか?そんな自問自答をいつもしている自分がいるわけである。このピースフルラブ・ロックフェスティバル。来年はなんと30周年記念であるこれは何をおいても出演したい、出演させて頂きたいと思う。

コマーシャライズされることなく、コザ(沖縄市)に根差したロックフェス。何度も呼んでもらって、多くの先輩の音楽を聞かせてもらい、そして若手の音楽にパワーをもらえる。こんな素敵な空間に自分がいること、そしてそのようなチャンスを与えてもらえてることに感謝し感動する。だからこそ、もっといいものをお返ししていかなきゃいけない。そして、30周年記念の来年には、今までで最高の演奏と演出をもって、お礼したい。

沖縄・・・コザ・・・

大好きである。いつもお世話になっているスタッフの皆さん、いつも遊んで頂くミュージシャンの皆さん、そして観客席で大騒ぎをしてくれるお客さん、そんな全ての皆さんに感謝!

にふぇ~で~びる!!!

ちなみに、本日現在で見つけたブログ
Mr.スティービー

Luv Pop TYO (Pop U NYC跡地)

永遠の愛の帆をあげて

コザ日和
Comments (3)
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