ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

19年前と30年前の記憶~Dear Freddie Mercury

2010-11-24 23:59:59 | Weblog
記憶は薄れるものである。ついでに言えば髪も薄れる

しかし19年前、1991年の11月24日のことと、30年前!の1980年12月8日のことは、克明に覚えているワシ。
そう、前者はFreddie Mercuryが、そして後者はJohn Lennonが亡くなった日である。
Johnの思い出は昔このブログに書いたことがある。1980年・・・ワシが17歳の頃の出来事だった。

19年前の今日、ワシは28歳。

某大手国産コンピュータメーカを「卒業?」して、某大手米国コンピュータソフトウェアメーカ(とは言っても当時、日本には10名程度しか社員がいなかったけど・・・今は1500人ぐらいいるらしいが)の日本支社の立ち上げで頑張ってた頃のことである。ちょうど友人の結婚式などが沢山あって、その二次会で余興的に始まったのが、後のKWEENの原型バンドだった。そしてQUEENの楽曲をライブで(しかもライブアレンジにこだわって)演奏するバンドをそろそろ本格的に立ち上げようか?としていた頃。その突然の訃報はやってきたのだった。

Only the good die young(早死にするのは善人だけ)という言葉があるのは知ってた。どこで知ったかと言えば、Billy Joelの曲のタイトルである。その言葉がこれほど身に沁みたことはなかった。悲しいなんてもんじゃない。ぽっかり穴が開いた・・・という言葉でも言い表せない、どうしようもない虚無感が雪崩のように襲ってきた。今でも忘れることができない。

しかし、それも一つの理由となってQUEENのトリビュートバンド活動を本格化させたのは事実。そして実に多くの方々と知りあうことができ、ロンドンでも公演を行い、自分の幅が(体型ではない)本当に大きく広がったのは、皮肉なことにその悲しい体験がきっかけであったと言えるのも事実である。人との出会い、それは短い人生の中で、かけがえのない財産だとワシは思う。そして、そんなかけがえのない財産をもらうきっかけになったQUEEN、そしてFreddieに感謝してもしきれない。

19年たった今日、あらためてNo One But Youを聞いてみる。(QUEENファンの皆さんはご存知だと思うが、フレディ亡き後に、残ったメンバーで収録された、フレディに捧げられた楽曲である。)そして涙を流してるワシ。悲しみの涙というだけではない。QUEENに、そしてFreddieに「出会えた」ことに感謝の思いがこもった涙なんだと思う。

時間が経つのは早いもので、あれから早19年。

今でもQUEENESSというバンドでQUEENの楽曲を演奏し続けているワシ。
この19年の間にはいろんな身の回りの変化があって、本当にめまぐるしかったなと思う一方、形は変えつつも今でもQUEENトリビュートバンドをここまで続けられている原動力は、フレディと初めて出会った(ライブで見ただけではあるけど)高校生時代の衝撃、そしてQUEENをFreddieを心から尊敬し愛していることに他ならない。

ワシがQUEENのライブを初めて生で見たのは、奇しくも30年前の1980年。そう、Johnが亡くなる数カ月前のことだった。ワシの息子は今年19歳。Freddieが亡くなる数ヶ月前にこの世に生まれた。

人生はきっと1回限りのものだろうし、人それぞれにシナリオのない旅を続け、そしていつか人生の終焉をむかえる時が来る。だが、ワシが生きている限り、ワシの心の中からこの19年前と30年前の鮮烈な記憶が消える日が来ることはないのだろう。

ありがとうFreddie
I still love you
Comments (4)
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マコポッロホテル???

2010-11-24 02:51:55 | Weblog
メルボルンから帰った翌日の今日。今度は別の会議で北京にやってきているワシ。
うちの会社は基本エコノミーなので、エコノミークラスを予約していたが、昨日ネットで飛行機にチェックインしようとしたら、考えられないような安価でアップグレードできるオファーが・・・

またも悪魔のささやきに乗ってしまったワシである。当然アップグレードは自腹であるが、「この価格ならアップグレードしない方が損」ってぐらいの価格だったので、思わずポチっとしてしまったワシ。で、乗ったのはホントにいつもよく使ってる、UAの777の8Jの席。ビジネスクラスの先頭で、前が壁なので余裕である。それにしてもビジネスは本日ガラガラだったな。




でも本来4時間半かかるはずのフライトが、予定よりも50分も早く着いちゃった。アップグレードした意味ないじゃーん。まあ、予定よりも短いのはうれしいと言えばうれしいけどさ。さすがに短いフライトなのでメシはワンプレート。それでも某元国営エアラインの食事よりははるかにグレード高く満足。



で・・・上海は前の会社の頃に何度も行ってるけど、北京は初めてのワシ。
それにしても寒いわ・・・到着時の気温はなんと2℃だそうな。でも、世界のユニクロのヒートテックのおかげで、そんなに寒くは感じずにホテル到着。でもなんで中国の高級ホテルというか5つ星ホテルは、バスルームがガラス張りが多いのだろう?その昔、上海でよく泊ったグランドハイアットもそうだったな。不思議。




TVも日本語表示があるんで楽だな。と言ってもBBCニュースぐらいしか見ないけどさ。しかもずーっと南北朝鮮のドンパチを繰り返して放映しとる。よく考えたら、そのドンパチの上を飛んで来たんだなぁ。とぱっちりを食わなくてよかったわ。

TVの日本語表示を見てみると・・・



マコポッロホテル???
マコポッロ???

Marco Poloなんですが。マルコポーロと書いた方がよいんじゃないかい?
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