ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

アコースティックギター3

2006-01-18 02:21:44 | ANNAN
さてさて、今日はいよいよMartinである。
Martinといえば、泣く子も黙る(本当は黙りませんが)アコースティックギター王道中の王道ですな。ワシの地味~な性格からして、Martinの落ち着き払った?ルックスはイマイチ好きになれなかったりもする。ただ、やはり一度はMartinを手にするのが、アコギ好きの「宿命」のようにも思える。それだけ、Martinのブランド力は確固たるものなのだな、などと思うのだ。

さて、この写真はMartinの中でも、王道中の王道、D28である。アコギファンであれば、解説の必要が全く無いギターと言えよう。このギターがワシの家にやってきたのは、確か1996年の1月。当時、KWEENは日本コロムビア(現:コロムビアエンターテインメント)と契約し、マキシシングル1枚、ミニアルバム2枚を立て続けにリリースした。余談だが、確かデビューしたのはパフィーと同時期である。また、巷ではMy Little Loverの「Alice」という曲が流行っており、マイラバのアッコちゃんのプロモビデオに、ワシは萌えておった。

このMartinを手にする前は、ワシの家にあったアコギはOvation Custom Legendと、Ovation Eliteの2本だけ。アコースティックによるQUEENカバーアルバムを制作するにあたり、正直Ovationの音はショボすぎた。ってゆうか、使えなかった。スタジオ用にギターが必要で、その必要にかられて(しかもレコーディングの1週間前というギリギリのタイミングで)購入したのがこのMartin D28であった。確か76年製のギター。本来ならMartinブルーケースがついているはずのこのギターだが、ブルーケースの次に出てきたブラックケースがついてた。まあ、それが理由で少し安かったりもしたのだが。

あんまりお金がなかったワシは、このギターを「男の48回払」で購入。しばらく支払いに苦しんだのも事実であった。その後、2003年(だったと思う)に、ワシはこのギターを手放した。最後にこのギターを使ったのは、ANNANマキシシングル「ウォーアイニー」のレコーディングである。その後、このMartinは我が家を去ることになる。

もともとの持ち主が中途半端な改造をしてあって、ブリッジサドルの具合が非常に悪く、マウントされていたLR BAGGSのピックアップの音も、あまりいいとは言えなかった。そこにきて、GuildとGibsonが新たにうちにやってきて、このMartinの居所がなくなった訳である。Martinは、とにかく「お行儀のよい」ギターだし、いい音であるのはワシも認めるとこだが、クセに欠けるのかも知れない。いつかまた、Martinの音が恋しくなることもあるのかも知れないが・・・
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする