アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2023-09-21 10:21:09 | 絵本
「おわんわん」(2分)
乾栄里子:作
100%ORANGE:絵
ひさかたチャイルド:発行
2020.1第1刷(1200円)

犬の形をした、お椀の おわんわん。
遊ぶのが大好きな おわんわんは、今日も楽しく歌いながらお外に出かけます。

>子どもの頃、私は「おわんちゃん」と呼ばれていました。
「いぬい」という名字とお椀をかぶったようなおかっぱ頭からつけられた絶妙なニックネームです。
友だちの「おわんちゃん、あ~そ~ぼ~」で始まる遊びの中で私たちは何にでもなれました。
お母さんやお姉さまやコックさん、忍者やもぐらにもなりました。
「おわんちゃん」だったその頃の記憶が『おわんわん』のお話につながっているのかもしれません。
(作者のあとがきより)

今日の絵本

2023-09-20 10:33:22 | 絵本
「ヒミツのひだりききクラブ」(7分)
キリーロバ・ナージャ:作
古谷萌と五十嵐淳子:絵
森加奈子:RAREKIDSロゴデザイン
野本有莉:編集
文響社:発行
2021.10第1刷(1680円)

作者はソ連(当時)生まれ。
両親の転勤とともに、6か国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)の地元校で多様な教育を受けた。
その中で、何事も絶対的な「ふつう」は存在せず、誰もがどこかちょっとユニークな部分を持っていることに気づく。
(作者紹介文より)

※私自身も左利きだった。
「だった」というのは、継母によって矯正させられたからだ。
私が子どもの頃は左利きは「ぎっちょ」と言われ、異質なモノ(=恥ずかしい)みたいに考える人が多かった。
何度注意されても直ぐに左手が出る私に、継母がどれだけ苛立っていたことか。
ある日、百貨店の屋上に連れて行かれ、アイスクリームを買ってくれたことがあった。
嬉しくて嬉しくて、とっさにスプーンを持ったのが左手で、継母は怒りまくり何処かへ行ってしまった。
アイスクリームを放り出して追いかけるなんて、当時幼稚園生だった私にできるわけもなく、怒って何処かへ行く継母の後ろ姿を見つめながら、急いで食べたのだった。
そして・・・私は迷子になった💧
泣いて泣いて、、、百貨店の外まで出たところで、心優しい女性が派出所に連れて行ってくれた。
お巡りさんは、きっと連絡するのに親の名前とか住所とか聞いたように思う。
だけど、あんな怖い形相で去って行った継母なんぞに迎えに来てもらったら、どんな怖い目にあうのやら、、、
そこで私が伝えたのは、幼稚園の先生の名前だった。
しばらくして、優しい幼稚園の先生が迎えに来てくれ、一緒に派出所から出てしばらく歩いた所で継母と遭遇した。
継母曰く、私が勝手に何処かへ行ったので探し回っていたのだと・・・。
帰宅してからのことは、もはや思い出したくないくらいの地獄だった。

そんな継母とは30年近く連絡を取っていない。
私には実家は無く親もいない!と、自身に言い聞かせてきた期間でもある。


今日の絵本

2023-09-19 09:50:10 | 絵本
「ことりの おそうしき」(2分半)
マーガレット・ワイズ・ブラウン:作
クリスチャン・ロビンソン:画
なかがわちひろ:訳
あすなろ書房:発行
2016.3初版(1400円)

森の中で、死んだ小鳥を見つけた子どもたち。
お墓を作ってあげよう!と考えます。
地面に穴を掘り、小鳥の上にシダの葉っぱをかけて、白いすみれと黄色いお花をのせました。

短いお話の間に流れる静かな時間。。。

今日の絵本

2023-09-18 09:26:54 | 絵本
「みーんな ねちゃった?」(3分)
オードレイ・プシェ:作
ふしみみさを:訳
BL出版:発行
2019.10第1刷(1400円)

さあ、そろそろお休みの時間。
歯を磨いて、寝る支度をしなくちゃね。
でも、男の子はママに聞きたいことがあって、眠れそうにない。

ママの回答が素晴らしい。
だけど、いつまでも付き合っちゃいられないよね~(^^;

今日の絵本

2023-09-17 09:22:05 | 絵本
「わるいわるい王さまとふしぎの木」(3分半)
あべはじめ:作
あすなろ書房:発行
2016.2初版(1400円)

砂漠の真ん中に住む王さまは、わがままで、いつもぷんぷん怒ってばかり。
こんなに悪い王さまなんて、きいたことがありません!
でもある時・・・。
ひとりのおじいさんに貰った一粒の種。
幸せの実がなると言われ、せっせと育てる王さま。
時間をかけて育っていく木と共に、王さまの心にも変化が!

今日の絵本

2023-09-16 16:23:53 | 絵本
「子どもの時計」(7分)
金子みすゞ:詩
尾崎眞吾:絵
矢崎節夫:選
JULA出版局:発行
フレーベル館:発売元
2019.7初版第1刷(1100円)

子どもたちが小学生の頃、必ず教科書で学んだ金子みすゞさんの詩。
『わたしと小鳥とすずと』は定番だった。
個人的には『けんかのあと』という詩の絵が懐かしくて惹かれたけど、、、
今の子たち、「むしろ」って知ってるのかな?
それにその「むしろ」の上で、おままごとをしてたなんて言ったら、びっくりするだろうな~。

今日の絵本

2023-09-15 16:24:41 | 絵本
「しろくろつけてよ シマウマくん」(3分)
ながいいくこ:作
くすはら順子:絵
そうえん社:発行
2016.3第1刷(1300円)

シマウマくんは、はっきりくっきり、とっても素敵な白黒模様。
ある日、散歩に出かけると、ライオンとサイが、どちらが強いかにらみ合っています。
「どっちが強いかはっきり決めてよ。白黒つけてよ、シマウマくん}
そんなことを言われて、シマウマくんは困ってしまい・・・。
白か黒かって、決めなくちゃいけないの?

世の中、曖昧なままの方がいこともある(^^;
それがシマウマくんの結論!?かな。。。

同じ穴のムジナ

2023-09-15 16:15:25 | 稲垣吾郎
※あくまでも個人の見解です。

某事務所のタレントたちのCM起用中止の件について、タレントは犠牲者で関係ない、みんなで助けるべき・・・と声を上げている有名(大物)芸能人たち。
もちろんそれに異論はない。
ただし世界的に取引のある有名企業にすれば、今後の社運に関わってくらいの重大事項には違いないと思われるから、それは当然では!?

はっきり言って、事務所名は変えるべきだし、善悪の判断が付くタレントならば、早急に事務所を変わるべきでは?とも思う。
これだけ耳にしたくないことが露になっても、まだ恩があるとか言っている状況であれば、救いがたい気もするけど。

ただ、見放さない、味方をするべきと表明なさった有名人の方々へひとこと言いたい!
地図の三人が退所した時も、そのセリフをメディアで堂々と大声上げて言って欲しかったわ。
ここだけで言われてもね~。

今日の絵本

2023-09-14 09:34:29 | 絵本
「わくわく!たのしい まいにちの つくりかた」(6分)
すみもとななみ:絵
たなかてるみ:監修
少年写真新聞社:発行
2020.12初版第1刷(1800円)

>誰かがやっているから、ではなく、自分でやりたいことや目標を決める。
>そうすれば、人と比べる必要は無いし、失敗してもまた頑張れる。

平成25年度に日本を含めた7か国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査。
「自分自身に満足している」「自分には長所がある」とする自己肯定感に相当する質問に対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した割合は、他の6か国よりも低いと言う結果だった。
平成30年度にも同様の調査が実施され、やはり結果は同じだった。
(田中輝美氏のあとがきより)

自分に自信が無いからこそ、周囲の人間が素晴らしく良く見えたりもする。
その光景が、絵本でわかりやすく描かれている。

※そういえば、、、
就職相談に行ったのに、看護協会の相談ブースで「自己肯定感の低さ」を言われた。
納得できたようなできなかったような😓の、釈然としない気持ちで、結局何の成果も得られず、逆に自信を無くして帰宅した気がする。

今日の絵本

2023-09-13 10:47:56 | 絵本
「ぼくとあいつ」(4分)
きむらゆういち:作
ニコモ:発行
2021.4(1300円)

柴犬のスウと飼い主のゆうまくん。
どっちが保護者かわからない(^^;
ふたりの目線で描かれた絵本。
お互いの愛情が伝わってくる。