あんこさんモノローグ

CafeTenのあんこさんのひとりごとです。

好き! 好き! 大雄山線

2014-06-22 14:50:29 | ベイベーぴよこの やさぐれ日記
「 好き! すき!! 魔女先生 」ってドラマ 昔あったなぁ・・  って思い出したばぁちゃんですが ・・・

ぴよこです     やさぐれの    こぶた 

    

アタイ 大雄山線 ・・・   LOVE 
んでは 今日はそんな大雄山線の魅力をご紹介しちまおう 

まずは景色    まるで江ノ電をホウフツさせるかのように 左右に並ぶ家々の間    から 
または トンネルのカーブから ぬ~ と出てくる 
花やしき遊園地のジェットコースターばりに 家並みギリギリをぬって走る
撮影スポットがたくさんあるんで テツオ君たち   があとを絶たない

そして開ける田園風景 
夏のギラギラ太陽  に照らされて 緑の稲がピカピカ波打つ景色を ぼ~と眺める   
田舎電車のノンビリ感満載だ 

小田原駅  緑町駅   そして  岩原駅  塚原駅間はメチャ近い
緑町駅ホームでは 小田原発の発車ベル  が聞こえるし
直線の岩原 ・ 塚原間は お互いのホームが見えるらしい 
岩原で乗り遅れても 走れば塚原駅で乗れる   と言う伝説もある

運転手さんと車掌さんが エライ 
緑町駅を出発する際は 階段の下まで確認する 
走って乗り込むお客さんを待つのは当たり前
杖つきお年寄りには 階段したまで降りてって手を差し伸べ   
ベビーカーの赤ちゃんを お母さんと一緒に下ろしてあげる 
もちろんその間 電車は停まって待ってるわけで ひたすら感心しちまうぜ 
乗客も慣れたモンで 何か言う人も無く ・・
アタイのかぁちゃんが高校生の時は 警報機が鳴ったら二階からダダダダ ・・・  と階段を駆け下り 
シャッターをガラガラガラ  と開けて閉め 
タッタッタッタ ・・   と走って電車に乗り込むのが 毎朝の日課だった

とある国会議員さんがうちに来られた時   「 高校生の娘さんいらっしゃいますよね 」 と聞かれたので 
 「 よくご存知 」 で と答えたばぁちゃん   「 緑町駅でよくお見かけするんで 」
お見かけどころじゃ どこの誰だか判んないはずで
あの毎朝の ガラガラガラ ・・・ タッタッタ ・・  で あそこの家の娘だと知ったんだな 
そうなると 大雄山線の運転手さん達にも認識されてたな 
っつーか時々待ってもらってたはずだ     かあちゃん はずかし・・ 

ばぁちゃんちは 大雄山線 緑町駅のまん前
アタイはちっちぇー時から ( 今も充分ちっちぇが ・・ ) カンカンカンの警報機が鳴るたびに 
二階の窓際にへばりついて 電車に手を振ってた 

最近は 時には遮断機ギリギリ 時にはホームの上で  「 ばいばぁ~い 」 とやってる
アタイの電車デビューももちろん大雄山線
あの 白山神社のお祭りの時 じぃちゃん抱っこのアタイの後ろを着いて来たベビーカー片手のばぁちゃんに 
 「 大丈夫ですか? お持ちしましょうか? 」 と優しく声をかけてくれたっけ
中身空っぽでしたのに ・・・     「 やっぱ優しい 」 ってばぁちゃん感心しきり

大雄山線の運転手さんと車掌さんが とにかくとってもステキなのだ
アタイがばいばい  すると みんなニコニコしながらバイバイ返しだ  をしてくれる

もしかして あちらも  「 緑町駅のチビスケ 今日もいるかな? 」 なんて思ってくれてたら嬉しい
相思相愛か