文旦の砂糖漬け
干し椎茸の煮含め
お庭で採れた蕗の煮つけ
裏山で採れた筍の煮つけ
これが
珍しく心身ともに疲労困憊した私の
本日のお夕飯
贅沢な ありがたいお夕飯
涙が出るほどに。
アメリカ生活へ移る前の日本での最後の仕事を終えて
抜け殻のようになって帰って来ました。
ビールでも飲みながら
読む暇もなかった朝刊を開いて
ちょっとお夕寝でもしようかしらと
それだけを楽しみに。
それなのに
帰宅したとたんに電話がなりました。
誰かと思えばミチコさん。
「メイさん、いる？
ちょっと駅まで出てきてくれるかしら。
渡したい物があるの。」
ミチコさんはちょっと不思議な縁があって繋がっている
一回り以上も年上の大好きな友です。
人生の活動期とも言える時期には会いたくとも会えなかったのに
私たちは今頃になって一緒に「宝物時間」を過ごすようになりました。
けれども
他のたくさんの宝物と同じように
私が日本にいる時だけにしか持てない「宝物時間」です。
だからよりいっそう
「メイさん、いる？
ちょっと駅まで出てきてくれるかしら。
渡したい物があるの。」
と言われれば
どんなに疲れていようが
どんなに眠かろうが
飛んで行きたくなるのです。
ミチコさんとの不思議な不思議なご縁と
私にはどんなに頑張っても絶対にできない
憧れの「ミチコライフ」については
また次回にでも書きたいと思いますが
まずはミチコさんが差し入れてくれた
本日の私の贅沢お夕飯から。
ミチコさんの母のような優しさが
あらてめてヒタヒタと心を潤します。
苦しみでは泣かずに頑張ってきた私の心が
優しさでほろりと泣いています。
でも、実は
私の渡米前に
ミチコさんが急いで届けたかったのは
こちらの方だったのですが（笑）。
これについてもまた改めて。
ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように！
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