Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

ぽかぽか陽気のワンダーランド

2014-12-30 01:35:41 | ワシントンDC
12月26日のワシントンポスト紙によれば
穏やかに晴れわたった今年のクリスマスは「a gift from Mother Nature」
母なる自然からの50年ぶりの贈り物だそうです。

それはまるで
「far more reminiscent of spring than winter」
冬というよりは春を思わせる日だったとのこと。

たしかに、この日、気温は平年より17度も高い61度でした。
と言っても華氏ですから、私たちの摂氏にすれば16度。
もっとも、1964年のクリスマスには72度(22度C)を記録したというのですから
地球の何と気まぐれなこと。

暖かいクリスマスはまだ続いていて
一昨日の土曜日に町を歩いてみれば
分厚いセーターを脱ぎ捨てていきなり半袖のTシャツ姿になった若者たちがいるかと思えば
目の前を上半身はだかの青年が自転車に乗って通り過ぎて行ったりもします。

温暖化という、地球が面している由々しき問題を考えれば
喜んでばかりもいられませんが
それでも寒さから急転したポカポカ陽気は
道行く人たちの足取りを軽くします。

キングストリートをぶらぶらと歩いて
ポトマック河畔まで行ってみれば
私の大好きないつもの風景が
まるで春のように広がります。


カモメすら伸びやかに青空を飛んでは羽を休め


ガラスを叩いてクリスマスソングを奏でるおじいさんのまわりには人の輪ができ


緊張した面持ちの少年が絵のモデルになり
それをじっと見ている別の少年がいて


ベンチでくつろぐ年配の男性は
なんと石田純一さん(笑)。


ふうっと息を吸い込んで空を見上げれば
雨なんか降ってもいなかったのに
飛行機雲の隣にうっすらと虹が見えて


クリスマスの残り香の中
ちょっとすてきな世界が広がります。

ところで
キングストリートの店のウインドーで出会った
ちょっとレトロなこの子たち。


通りにはなぜか荷台の上に白馬がいて


やっぱり陽気のせいかなあ。
世界が時折ワンダーランド(不思議の国)に変わります。



読んでくださってありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日でありますように!

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