Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
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世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

ドクダミと呼ばれて

2017-06-02 21:44:51 | 言葉
大した庭ではありません。
こういうのを日本語では「猫の額」のようなものと
謙遜していうのでしょうか。


と言ったって、決して猫ちゃんの額ほど狭いわけではありません。
ま、手入れをするにはほどよい大きさ、いえ小ささ。


と思っていた時代もありました。
実際季節ごとに球根を植え、種を植えていた時代もありました。

パラソルの下でお茶を飲むのもいいなあ
月明かりの下でワインを飲むのもいいなあ
などと思っていた時代もありました。

でもいつの頃からかすっかりあきらめました。
だって、今の私たちのような暮らしでは
庭を美しくキープしておくことなど無理だからです。

地面が見えるまできれいに雑草を抜いたつもりになっても
ひとたび離れ、ひとたび帰ってみれば
もうそこは土など見えぬぐらいに緑に覆われています。


などと言えば聞こえはいいですが
もうそこは一面「ドクダミ」に覆われています。


メイおばさんもメイおじさんも
最近はこのドクダミとの戦いに力尽きて
考えを変えました、というかあきらめました、
というか無駄な抵抗は止めました(笑)。

除草剤のような化学的なものは使いたくないので
もう自然に任せることにしました。

面白いことに
見慣れてみればこの花もなかなか愛嬌があるのです。
何も「ドクダミ」なんていう恐ろしい名前を付けられなくたってよかったものを。
ねえ、たとえば「白十字」とか「ホワイトクロス」
そんな名前だったらこの子たちの人生(?)もまた変わったことでしょうに。

ドクダミと聞けばおそらく誰だって「毒だみ」という字を思い描きます。
実際、この花、別名をドクタメ(毒溜め)
さらにはジゴクソバ(地獄蕎麦)などという名もあるのだとか。

でもね、毒があるわけではないんですって。
むしろその逆で毒を抑えるんですって。
いい迷惑ですよね、生まれてから死ぬまでずっと「毒だみ」だとか
「毒溜め」などと呼ば続けるんですから。

そう思ったらこの小さな花がやけに愛おしくなりましたよ。
そのうち、この花を集めてブーケでも作ってみようかしら。
けっこう可愛らしいかもしれません。
別に毒じゃないんですから(笑)。


読んでくださってありがとうございます。
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