木の実、花の実、私の身

花が咲き終わった後、実をつける。
この実をよぉくみると、実にいとおしい。

亡くなる

2014年07月18日 | 日々の想い
今日朝、利用者の方が身体を脱いで逝かれました。

いつも身奇麗で、お化粧をして、可愛くて、慎ましくて、倹約家で、よく働いて…

五月の連休に食べられなくなって、当然お薬も飲まれない状態で、家族の要望で出来るだけ自然にとのことでした。点滴もしていません。

私たち介護のする事は、声かけと、水分補給と、排泄、環境、心身の清潔を保つことだけでした。

自然にって、こういう事だったんだなぁって、身を持って教えて下さいました。

私たちは、食べれないし一週間ほどで亡くなるだろうと、普通ならこうだよね。と世間の常識を取り入れて見ていました。

でも、二ヶ月半、彼女は殆ど寝た状態で、苦しみもなく、身体に残っているエネルギーを全て使い果たして倹約家らしい彼女の生き方そのものでした。

スタッフはいつも、スゴイね、スゴイね、常識では考えられないよね。と言って見ていました。

常識ってなんなんでしょうね。

常識に全て当てはめるとつまんないですよね。

常識の反対は非常識。

非常識の場所に真実があるような気がします(*^o^*)


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