カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

明日香 ② 石舞台の菜の花

2020年03月22日 | ☆ ふるさと・大和

 

石舞台の見える広場に、菜の花畑がありました。

ベンチのある広場で、お弁当を開いている人がいました。

長閑な明日香の春風景です。

菜の花をたくさん入れて撮ったら、石舞台古墳の頭が入らなくなってしまいました。

 

もっと右の方へ歩いて行けば、きちんと入るのが分かっているのですが、

足場が悪くて転びそうになるので、動かずに腕だけ伸ばして、1番しんどい

姿勢で撮ったのです。

菜の花を諦めて、石舞台古墳も片寄せて、腕を伸ばさず普通に撮ったのが

これでした。

足が不自由でも、明日香の春を今年も、ここに残せました。

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再びの明日香の春 石舞台へ①

2020年03月21日 | ☆ ふるさと・大和

 

石舞台横の芝生に沿って歩いていますと、アオサギが1羽

悠々と歩いているのに出会いました。

たった1羽だけなので、飛んで来た時さえ分からなかったんです。

まるで無防備にゆっくりゆっくり歩いて行きます。

もうすぐ石舞台が見えそうな所まで、1羽のサギのように私も

ストックをついてゆっくり歩きました。

左の丘の上に、ピンクの花を咲かせている木の並びが続いています。

丘の上ですから、傍に行くことが出ません。

望遠で1本写しました。

しかし何の花か分かりません。

分からないだけに春らしい美しさが、魅力的です。

ここに木の階段が新しくできていました。

でも、膝に負担のかかる傾斜なので、うっかりすると転び落ちそうで、

パスしながら、いよいよ濃くなってくる花が美しく、

しばらく立ち止まって歩道から眺めました。

ようやく私の足で歩ける道路の所に来ましたので、

そこを登ると、下に石舞台が見えるので、登りました。

上で花を撮影していたらしい方が、降りてきたので、

あの花の名前を訊ねてみました。

昨年も聴いたのにすっかり忘れている私でした。

その方は、花梅の木だと教えてくれました。

穏やかな明日香の春を、楽しませてくれる明るい色の花の集まりが

毎年見ているのに、今年は特に心に灯りを灯してくれました。

 

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花木の里 川岸 ②

2020年03月20日 | 我が町

 

撮ってきた写真の中から、川のある風景を集めてみました。

1本の啓翁桜の向こうから、川のせせらぎが聞こえてきそうです。

春の小川のメロディーが、お似合いです。

川に沿った県道をあちこち歩きながら、

穏やかな川にかかる吊橋を、捉えました。

 

戻って、吊橋の傍まで行ってみました。

元気な頃一緒に行った友達と、とんとん渡った日を懐かしみながら、今は

とても渡れそうにない吊橋も、私と一緒に古くなっているようです。

 

板の修理をした所を見つめ乍ら、向こうの山が作業場の人は、冷たい冬の風を受け乍ら

この橋を渡って橋のこちら側まで運ぶのが、なかなか大変だろうなぁと思います。

 

 

 

 

どこから見ても、淡い色の啓翁桜と優しい黄色のサンシュユを、

今年も見ることができた喜びを、また来年に繋げていけたらと

思わずにはいられません。

 

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今年も出会えました 西吉野町の桃源郷 花木の里 ①

2020年03月19日 | 我が町

 

昨日3月18日正午ごろに、私はここ五條市西吉野町川岸を

訪ねました。

「啓翁桜も、サンシュユも綺麗に咲きましたよ。」

同じ職場にいたことのある、Tちゃんからお知らせの電話が入りました。

とても嬉しい春のお便りです。

丹生川の清流が山間を縫って流れる、町名の通り川岸に

「桃源郷」と呼びたくなるような、花木の里があります。

初めて訪れてからもうかなりの年が経ちましたが、春の訪れの最も好きな

色あいを見せてくれます。

 

五條市から下市に続く県道110号線の、五條市と下市と接する位置にあります。

山間なので日照時間の最も良い場所に、生計のために植栽されて、花の最も必要な時に合わせて

出荷するためにいい条件で保管して、その残りが本来の花の開花の季節の今、

ここを訪れる人たちに、春の訪れを告げ、その喜びを与えてくれているのです。

だから木の高さが、自然のものより低く、作業をしやすくしています。

 

木の高さが低いため、遠目には、ポコポコと花が密集して美しく見えます。

まるで全景は、盆栽のようだという人もいます。

足が元気だったころは、吊橋を渡って花の下を歩き回ったこともありました。

花木の間を通って頂上まで登ったりしたものでした。

花と一体になって春を喜ぶようなときを過ごしました。

ピンクは、啓翁桜です。

黄色いのはサンシュユです。

例年なら、何人かのかけらマンさんと出会うし、バスで来られている人も

見るのですが、今年は私の車が1台あったきりで、花に向かっているのも

私だけでした。

今が1番の見頃です。

お天気のいい日にぜひ訪れて、ことしの朧な美しい川岸の風景を

ご覧になってください。

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明日香・② 甘樫丘の麓 

2020年03月18日 | ☆ ふるさと・大和

 

昨日の夕方のテレビで、ここの菜の花を放映していました。

菜の花の種類が何種類か植えているとのことでしたが、私には「黄色い花はみんな

春を待ちかねた菜の花」として、同じに見えました。

とにかくその鮮やかさは、暗いニュースを聴きながら家籠りをしていた

私にとって、この黄色に染まってしまいようなウキウキとした気分にしてくれました。

太陽の光がきついので、体の陰に入れて花をしっかり納めました。

甘樫丘の前の道路を隔てて、遥か向こうの農地に薄桃色の淡い花を咲かせた木が、

この地に訪れた春の色を添えています。

九州の県のナンバーを付けたバイクが、主の散策の留守番をしているようです。

甘樫丘の麓の木々の1段下に、咲いた春の花が、

暗い気持ちで過ごしていた所から、明るい世界へと連れ出してくれたような気がしました。

やはり自然いっぱいの広い空間に、心を遊ばせることが、

暗くなりがちな心を、耀くしてくれるものと信じて、

健康的な場所を見つけて、外歩きに努めるようにしましょう。

 

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