トンネルを一つ越すごとに、窓から入ってくる自然の風に涼しさが加わってきます。
山に向かって車を走らせているのですから、トンネルを出ると標高が上がってきているのだから、窓から入る風も確かに涼しいはずです。
道の駅吉野路「黒滝」で一休みしました。
木々の緑は目に優しく、芝生を渡る風が心地よく吹き抜けていきます。
いつもならここで串こんにゃくを、食べていくのですが緑があまり美しいので、この緑をもう少し楽しんで行こうと、カフェテラスの方へ行きました。
ウッドテラスの向こうの桜の木蔭でしばらく川の流れを見つめてから、目的地へ出発しました。
1時間半ほど家から車を走らせたら、こんなに爽やかな風と、秋の気配に包まれることができるのです。
大きな旅をしなくても、目の前に広がる見慣れた景色が小さな旅気分にしてくれます。
ものは思いよう。今日の幸せが明日に続きますように。 4072