指先だけでなく、「手」そのものの感覚って非常に繊細なものではないかと考えています。
焼津には世界に誇ることの出来る職人さんが嘗ていました。名前を法月惣次郎さんといいました。
町の鉄工所の人なのに世界の名だたる天文台の望遠鏡や、パラボナアンテナを制作した人なんですね。
法月惣次郎
平成7年になくなってしまったんですけど、僕はその最晩年のドキュメント見た覚えがあります。レンズを磨く話で少しでも歪むとレンズが大きい分だけ画像がぶれるんだそうです。そのブレをコンピューターで制御して研磨しても限界があるそうで、最後はやっぱり職人さんの手の感覚なのだそうです。
ナノ単位のブレを触って感じるのだそうで、鍛冶屋さんで丁稚奉公したときに刃物をうつ感覚と通じるものを手に入れたんでしょうか。
これも他のテレビで見たんですが、新型新幹線の先頭車両の突き出た鼻の部分を作るのも職人さんだそうで、手仕事で実に滑らかな曲線を作り出していますね。
人間にとって「手」ってすごいなあと思うわけですけど、意外に重さの目盛りは大雑把に刻んであるようで、例えば僕らが10キロの荷物を両手で持っていて、その上に1キロの荷物を上乗せしても人間はその重さが加わったことを感知しないのだそうです。
つまり自分の持っている重量の十分の一の重さは関係ないように感じているわけですね。
お寿司屋さんはシャリを握ってお寿司を作りますけど、いちいち計っちゃいませんよね。
あれは重さでシャリの量を把握してるのかというと、そうではないような気がします。
握ったときの感覚じゃないでしょうか。
このブログを読んでいる方でお寿司屋さんがいらっしゃったら教えて頂きたいです。
計ると言えば、お肉屋さんも昔は量り売りでしたね。
お肉屋さんの重さの感覚も触感に近いものがあるのではないでしょうか。
はかりに載せてくれますが、今も昔もどちらかというとお客さんにちゃんとありますよ~、ずるしてないですよ~とアピールしているようなものでしょ。
だってベテランの人はほとんど一発で決めてくることが多かったような気がしてるんですが、それは思いでを美化しすぎているのでしょうか。
今では計って売ってくれるお肉屋さんも見かけなくなりましたねえ。
デパートの地下の食品売り場で言うと、潰れてしまった西武にあったのは覚えているのですが、松坂屋や伊勢丹にもあったかなあ。
本格的なのは駒形通に一軒見かけましたが、なんというお店か分かりません。
SBSの近くに住んでいたときは、花城さんというお店がありましたが今はどうなったか分かりません。
じゃあ次はどうして手の感覚がそこまで優れてしまったのか想像してみます。
焼津には世界に誇ることの出来る職人さんが嘗ていました。名前を法月惣次郎さんといいました。
町の鉄工所の人なのに世界の名だたる天文台の望遠鏡や、パラボナアンテナを制作した人なんですね。
法月惣次郎
平成7年になくなってしまったんですけど、僕はその最晩年のドキュメント見た覚えがあります。レンズを磨く話で少しでも歪むとレンズが大きい分だけ画像がぶれるんだそうです。そのブレをコンピューターで制御して研磨しても限界があるそうで、最後はやっぱり職人さんの手の感覚なのだそうです。
ナノ単位のブレを触って感じるのだそうで、鍛冶屋さんで丁稚奉公したときに刃物をうつ感覚と通じるものを手に入れたんでしょうか。
これも他のテレビで見たんですが、新型新幹線の先頭車両の突き出た鼻の部分を作るのも職人さんだそうで、手仕事で実に滑らかな曲線を作り出していますね。
人間にとって「手」ってすごいなあと思うわけですけど、意外に重さの目盛りは大雑把に刻んであるようで、例えば僕らが10キロの荷物を両手で持っていて、その上に1キロの荷物を上乗せしても人間はその重さが加わったことを感知しないのだそうです。
つまり自分の持っている重量の十分の一の重さは関係ないように感じているわけですね。
お寿司屋さんはシャリを握ってお寿司を作りますけど、いちいち計っちゃいませんよね。
あれは重さでシャリの量を把握してるのかというと、そうではないような気がします。
握ったときの感覚じゃないでしょうか。
このブログを読んでいる方でお寿司屋さんがいらっしゃったら教えて頂きたいです。
計ると言えば、お肉屋さんも昔は量り売りでしたね。
お肉屋さんの重さの感覚も触感に近いものがあるのではないでしょうか。
はかりに載せてくれますが、今も昔もどちらかというとお客さんにちゃんとありますよ~、ずるしてないですよ~とアピールしているようなものでしょ。
だってベテランの人はほとんど一発で決めてくることが多かったような気がしてるんですが、それは思いでを美化しすぎているのでしょうか。
今では計って売ってくれるお肉屋さんも見かけなくなりましたねえ。
デパートの地下の食品売り場で言うと、潰れてしまった西武にあったのは覚えているのですが、松坂屋や伊勢丹にもあったかなあ。
本格的なのは駒形通に一軒見かけましたが、なんというお店か分かりません。
SBSの近くに住んでいたときは、花城さんというお店がありましたが今はどうなったか分かりません。
じゃあ次はどうして手の感覚がそこまで優れてしまったのか想像してみます。
肉屋さんの方は残ってはいますけど、
営業してないか、焼き豚等販売だけ?
そんな感じで営業されてます。今は。
近くにアピタができて大変ですから。
職人といえば、iPodの裏の鏡面は
新潟県燕市の町工場の磨き屋さんが、
一個一個磨いているんですよ。あれ。
世界中のiPodを、そんな匠がね、
磨いてるのを知りって買いました僕。
匠かよ!一個一個手磨きかよ!って。
ていうか、依頼したアップルも凄い。
SONYはどうした!頼むよほんと。
もうウォークマンって名前にすがり、
やっきになってる姿が痛すぎですし。
しかし社会人になって改めて思うのですが、毎日忙しいのに他の人が気が付かないようなところまで感性を働かせるanikiさんに感服です。はい。
花城さん情報ありがとうございます。新静岡センターに入ってましたね。
うちのカミさんは花城さんのポテトサラダのファンでした。
iPodは僕も欲しくなりますね、そんな話を聞くと。とにかく電気屋に行って、えらい!って言ってきます。
〉たつろくんへ
おひさしぶり!
と言ってもたつろくんのところへは毎日いってるんだけどコメント残してませんね。すまんです。
僕のブログに感心してるようですが、これは東洋のことわざで”小人閑居して不善を為す”と言います。