お祭りの準備も中間点ということで、13人ほど集まって、電車に揺られて夜の静岡に繰り出し、「築地 はなの舞」という所で大宴会してきました。
僕ら田舎人は呑みに行こうって言ってもせいぜい隣町が関の山なのね。でもねどうせ呑むなら街に繰り出し、バカになろうっててんで、ここ2,3年やっている企画。
言い出しっぺは僕じゃないけど、具体的な部分になると「アニキ~、良い店紹介して下さいよ~。」とくる。
こう言うときだけアニキ呼ばわりするなよ。(変だな表現が…。)とかいいつつしっかりネットで検索して比較検討。
厳選して、みんなに諮ってレッツゴーとなるわけです。
何てったって田舎の青年団ですから、色々気を遣うわけですよ。
昨今の居酒屋は、隣もその隣も丸見え、背中が触れあう大広間にテーブルといった店は影を潜め、個室、隠れ家、プライベート優先主義で、15人以上の昭和の会社的宴会形式はお呼びでないご様子。
なっかなかないんですよ。
そしてまた、座敷も姿を消しつつありますね。
今はほとんどが掘り炬燵形式のようで、一度座るとなかなか身動きできないようになっている。店側からすれば省スペースで、あんまり出歩かないから客が自然と大人しくなると言う一石二鳥の優れ業。
アルバイトのお姉さんたちも、からかう言葉さえ受け流せば、座敷に寝転がるきゃ客をまたぎながらお仕事するよりもずっと安心な設計となっておりますね。
この「はなの舞」は浜松を醸造元とする銘酒 花の舞とは関係なさそうです。
で、何でこの店で宴会したかというと、飲み放題をオプションで加えたのですが、これに生ビールが付いているということ。これが第1点。普通の所じゃやらないよ。
瓶ビールならやるけども、生はなかなかない。
で、その生ビールがピッチャーで出てくる。でかいよ~。
ピッチャーで出てくると、銘柄が心配の人もいるでしょうね。
観光地で怪しいスナックなんかに行くと、どこの酒だこれはというのが出てくることがありますね。
ここのビールは「御殿場高原ビール」という身元の確かな地ビールを使ってますから安心です。
ところが地ビールってのは丁寧に造られていて、結構ずしりと腹に来るんですな。
飲み応えも充分といったところでしょうが、日頃、発泡酒だの第3のビールだのを飲み慣れている人にとっては重いんですね。僕?僕は晩酌しませんから、極たまに家で呑むときは、エビスビールと決めています。
そんな人達のためにキリン一番搾りも用意してますよって、何処の回しモンなの僕…。
お料理はおいしくて、綺麗で、量的にはやや物足りない印象。
飲み放題付けて4000円だからね、無理もないか。
2時間ほど呑み騒いで、帰りました。ええ帰りましたとも、風邪ひいてましたから。
今日はこじれてぐしゃぐしゃの顔してました。
本題は…忘れてました。
ネットで探したわけですから僕は「はなの舞」にいったことはなかったのです。
月一ぐらいで静岡に行く機会がありますが、御幸町界隈は縁がありませんでした。
というのも静岡市御幸町通りの東側って世代がグンと若くなる印象になっているようで、近づけなかったんですね。
僕は呉服町、青葉公園、七間町、界隈ですからね。
この話、静岡以外の人にとっては面白くもなんともない話になってますね。
で、みんなのアニキは自分が行ったこともない店を一押ししてたわけです。
場所も地図で確認しました。店の外観もネットで調査済みです。
さあ実際に店まで行ってみると、「へえ~、こんなところにこんな店ができたんだあ」という印象。
「おまえが紹介した店だろうがあ」といわれてもしょうがないけど、しょうがない。
で、派手な看板に古民家風の作りになっている入り口は、派手なオレンジ色の看板が上で光り輝いているので、「魚民」や「焼き肉屋さかい」なんかと競うほどの存在感を示している。
そう思って「以前は何だったかな?」と考えてみるけど想い出せないんですね、これが。
周りの連中に聞いても一向に想い出せない。
御幸町通りは、その名が示すとおり、天皇が静岡にお出かけになったときに出来た通り。
静岡市は今川、徳川によって形成された、駿府城を中心に、街区を形成しています。
ところが東海道線と、国道一号線は、ちょうど升酒の升を、コロがして弾んだときに、4つの角の一つが地面に触れそうな瞬間をデジカメで撮った写真みたいな街で、菱形の頂点部分を掠るように貫いています。
ですから、静岡駅から、県庁のある駿府城入りするためには、一度街区に沿って斜めに西方面か、北方面に出て、改めて城を形作る四角の辺に向かい合う必要があるのです。
そこで当時の人達は、だったら駅から駿府城まで直線で繋いじゃえということになって出来たのが、御幸(みゆき)通りなんです。
全国の御幸通りもこの類かなあ。
子どものころ、街のデパートに行くのは、結構ドキドキものの家族イベントでした。
静岡の代表的なデパートは、松坂屋、セイブ、長崎屋、田中屋、新静岡センター、丸井、ユニーでしたか。
田中屋は後に田中屋伊勢丹になり、長崎屋は粘り虚しく、現在は「戸田書店」という本屋さんになりました。三階建ての本屋さんですから貴重です。
伝統と格式を誇るのは松坂屋さんが一番かな。
だからよく行きました。
駿府公園にもよく行きましたから(児童会館目当て)御幸通りはよく知っているつもりでした。松坂屋。クラフトの店、寿司屋に行列の出来る宝くじ売り場、化粧品屋さん、地下におりてくパソコンショップ。JTBの事務所。野村證券等の証券会社が軒を連ねています。
で、以前そこのなにがあったか覚えてないのです。
人間の記憶っていい加減なものだろうと思うけれど、御幸町通りの印象を吹き飛ばす、牛丼の松屋や今回の店の看板は、僕らの通りの思いでも一緒に吹き飛ばしてしまったに違いない。
僕ら田舎人は呑みに行こうって言ってもせいぜい隣町が関の山なのね。でもねどうせ呑むなら街に繰り出し、バカになろうっててんで、ここ2,3年やっている企画。
言い出しっぺは僕じゃないけど、具体的な部分になると「アニキ~、良い店紹介して下さいよ~。」とくる。
こう言うときだけアニキ呼ばわりするなよ。(変だな表現が…。)とかいいつつしっかりネットで検索して比較検討。
厳選して、みんなに諮ってレッツゴーとなるわけです。
何てったって田舎の青年団ですから、色々気を遣うわけですよ。
昨今の居酒屋は、隣もその隣も丸見え、背中が触れあう大広間にテーブルといった店は影を潜め、個室、隠れ家、プライベート優先主義で、15人以上の昭和の会社的宴会形式はお呼びでないご様子。
なっかなかないんですよ。
そしてまた、座敷も姿を消しつつありますね。
今はほとんどが掘り炬燵形式のようで、一度座るとなかなか身動きできないようになっている。店側からすれば省スペースで、あんまり出歩かないから客が自然と大人しくなると言う一石二鳥の優れ業。
アルバイトのお姉さんたちも、からかう言葉さえ受け流せば、座敷に寝転がるきゃ客をまたぎながらお仕事するよりもずっと安心な設計となっておりますね。
この「はなの舞」は浜松を醸造元とする銘酒 花の舞とは関係なさそうです。
で、何でこの店で宴会したかというと、飲み放題をオプションで加えたのですが、これに生ビールが付いているということ。これが第1点。普通の所じゃやらないよ。
瓶ビールならやるけども、生はなかなかない。
で、その生ビールがピッチャーで出てくる。でかいよ~。
ピッチャーで出てくると、銘柄が心配の人もいるでしょうね。
観光地で怪しいスナックなんかに行くと、どこの酒だこれはというのが出てくることがありますね。
ここのビールは「御殿場高原ビール」という身元の確かな地ビールを使ってますから安心です。
ところが地ビールってのは丁寧に造られていて、結構ずしりと腹に来るんですな。
飲み応えも充分といったところでしょうが、日頃、発泡酒だの第3のビールだのを飲み慣れている人にとっては重いんですね。僕?僕は晩酌しませんから、極たまに家で呑むときは、エビスビールと決めています。
そんな人達のためにキリン一番搾りも用意してますよって、何処の回しモンなの僕…。
お料理はおいしくて、綺麗で、量的にはやや物足りない印象。
飲み放題付けて4000円だからね、無理もないか。
2時間ほど呑み騒いで、帰りました。ええ帰りましたとも、風邪ひいてましたから。
今日はこじれてぐしゃぐしゃの顔してました。
本題は…忘れてました。
ネットで探したわけですから僕は「はなの舞」にいったことはなかったのです。
月一ぐらいで静岡に行く機会がありますが、御幸町界隈は縁がありませんでした。
というのも静岡市御幸町通りの東側って世代がグンと若くなる印象になっているようで、近づけなかったんですね。
僕は呉服町、青葉公園、七間町、界隈ですからね。
この話、静岡以外の人にとっては面白くもなんともない話になってますね。
で、みんなのアニキは自分が行ったこともない店を一押ししてたわけです。
場所も地図で確認しました。店の外観もネットで調査済みです。
さあ実際に店まで行ってみると、「へえ~、こんなところにこんな店ができたんだあ」という印象。
「おまえが紹介した店だろうがあ」といわれてもしょうがないけど、しょうがない。
で、派手な看板に古民家風の作りになっている入り口は、派手なオレンジ色の看板が上で光り輝いているので、「魚民」や「焼き肉屋さかい」なんかと競うほどの存在感を示している。
そう思って「以前は何だったかな?」と考えてみるけど想い出せないんですね、これが。
周りの連中に聞いても一向に想い出せない。
御幸町通りは、その名が示すとおり、天皇が静岡にお出かけになったときに出来た通り。
静岡市は今川、徳川によって形成された、駿府城を中心に、街区を形成しています。
ところが東海道線と、国道一号線は、ちょうど升酒の升を、コロがして弾んだときに、4つの角の一つが地面に触れそうな瞬間をデジカメで撮った写真みたいな街で、菱形の頂点部分を掠るように貫いています。
ですから、静岡駅から、県庁のある駿府城入りするためには、一度街区に沿って斜めに西方面か、北方面に出て、改めて城を形作る四角の辺に向かい合う必要があるのです。
そこで当時の人達は、だったら駅から駿府城まで直線で繋いじゃえということになって出来たのが、御幸(みゆき)通りなんです。
全国の御幸通りもこの類かなあ。
子どものころ、街のデパートに行くのは、結構ドキドキものの家族イベントでした。
静岡の代表的なデパートは、松坂屋、セイブ、長崎屋、田中屋、新静岡センター、丸井、ユニーでしたか。
田中屋は後に田中屋伊勢丹になり、長崎屋は粘り虚しく、現在は「戸田書店」という本屋さんになりました。三階建ての本屋さんですから貴重です。
伝統と格式を誇るのは松坂屋さんが一番かな。
だからよく行きました。
駿府公園にもよく行きましたから(児童会館目当て)御幸通りはよく知っているつもりでした。松坂屋。クラフトの店、寿司屋に行列の出来る宝くじ売り場、化粧品屋さん、地下におりてくパソコンショップ。JTBの事務所。野村證券等の証券会社が軒を連ねています。
で、以前そこのなにがあったか覚えてないのです。
人間の記憶っていい加減なものだろうと思うけれど、御幸町通りの印象を吹き飛ばす、牛丼の松屋や今回の店の看板は、僕らの通りの思いでも一緒に吹き飛ばしてしまったに違いない。