「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

ハスキー犬 レガシイ

2005年08月16日 20時43分59秒 | 文化論
 この間のドギーパークの続きです。この日も前回と同じく、お散歩レンタルを2回しました。

 二頭目が写真のハスキー犬「レガシイ」です。この子はとてもよい子で、人間に忠実でした。

 ただ凄く力強くて、こっちが随分引っ張られました。


 お散歩犬には一頭一頭に性格があって、それぞれを把握してあげないといけません。

 柴犬は忠実なんだけど、上下関係にうるさくて、素人が突然やってきて主人面しても舐められるだけだそうですね。

 だから体の大きさの割に、大人しか引かせてもらえない。

 ハスキー犬はマンガ「動物のお医者さん」で大ブレイクした犬種ですね。

 全国で注文が殺到して、不足している状況がかなりの間、続いたそうです。

 でも柴犬とかビーグルとかゴールデンレトリバーとかに比べると、人間に懐かないというか、忠実ではないんですね。

 つまり非常に飼いにくい。


 で、かなりのブームの終焉を前に、随分と保健所で処分されたそうです。

 人間の身勝手さを表す現象でしたね。

 三年くらい前に、実写版「動物のお医者さん」をやったときには、番組の後に、「ハスキー犬は飼いにくい犬種です。」というテロップが流れてましたね。

 同じ不幸を繰り返したくないという原作者や番組スタッフの配慮なんでしょうね。

 今、クワガタや、カブトムシで同じような現象が起こってます。

 そのうち日本の在来種が駆逐されて、日本の森にヘラクレスオオクワガタが闊歩する日も近いのではないでしょうか。

 しっかし、レガシイって名前はなんとかならないものかね。

 ちなみに犬の横に首からタオルかけて、見るからに疲れている人は私です。