遅ればせながら新年の御挨拶を申し上げます。
おめでとうございます!
2008年も明けた。21世紀の8年め。平成と言う元号では20年めだ。
なんと、平成生れが、成人式を迎えるだけの時間が過ぎた。御存知だろうが、平成元年というのは昭和64年と重なり、昭和64年はわずか7日間しかなかった。
実質的な20年前(植木算では正確には、21年前)、1988年。昭和最後の年と言える昭和63年に、カウンターカルチャーの世界では記念すべきまつりが開催された。八ヶ岳の富士見スキー場を開催地としたオープンエアのキャプインのまつり「いのちの祭」だ。
この祭は、遡ることさらに20年前の1968年から、20年目の同窓会のような側面と、新しいムーブメントを宣言するような記念碑的な祭だった。実際、この祭が切り開いたものこそが、その後のレイブやフジロックなどの商業化された形態であれ、野外ロックコンサートや、テクノやトランスのオープンエアのキャンプインのさきがけとなり、日本での「ウッドストック」となったものだった。
そして、その20年前、いまから40年前(植木算では、41年前)の1968年という年は、まさしく世界がヤング・ジェネレーションの「叛乱」に震撼し、「革命的」と称された年だったのだ。
「五月革命」の68年、紅衛兵の68年、10・21「国際反戦デー」の68年、「プラハの春」の68年??まさしく、激動の政治の季節だった。
1968年、1988年そして本年2008年??いったい、この20年周期にふさわしい何ごとかが今年も起こるのであろうか?
新春の美酒によった勢いで予言させてもらおうか。
●今年はネズミ年、40年前に世間を騒がせ、庶民の胸をスカッとさせたあの「3億円事件」(1968年12月10日に発生。一昨年『初恋』として映画化)にも負けぬ義賊が登場するだろう。その者は金持ちから奪った金品を貧民にバラまき「平成のネズミ小僧」と呼ばれるかも知れない。
●昨年、某新聞のキャンペーンによって名付けられた「ロスト・ジェネレーション」(不安定な非正規職につかざるを得なかった世代のこと。世間的にはこの言葉は非認知)と「ネットカフェ難民」が結びついて、「ネオ・ビート・ジェネレーション」を生み出すかも知れない。
●「いのちの祭」を凌駕するような若い世代を巻き込んだ「まつり」が開催され、それは地球環境問題や温暖化問題、原発の是非に関する若い世代からの決定的な提言となるだろう。滅びの道ではなく、生存と共存こそが次の世代の希望だからだ。
と、これらはボクの初夢みたいなものですから、当たるも八卦、当たらぬも八卦です。
素敵な1年をお過ごし下さい。
おめでとうございます!
2008年も明けた。21世紀の8年め。平成と言う元号では20年めだ。
なんと、平成生れが、成人式を迎えるだけの時間が過ぎた。御存知だろうが、平成元年というのは昭和64年と重なり、昭和64年はわずか7日間しかなかった。
実質的な20年前(植木算では正確には、21年前)、1988年。昭和最後の年と言える昭和63年に、カウンターカルチャーの世界では記念すべきまつりが開催された。八ヶ岳の富士見スキー場を開催地としたオープンエアのキャプインのまつり「いのちの祭」だ。
この祭は、遡ることさらに20年前の1968年から、20年目の同窓会のような側面と、新しいムーブメントを宣言するような記念碑的な祭だった。実際、この祭が切り開いたものこそが、その後のレイブやフジロックなどの商業化された形態であれ、野外ロックコンサートや、テクノやトランスのオープンエアのキャンプインのさきがけとなり、日本での「ウッドストック」となったものだった。
そして、その20年前、いまから40年前(植木算では、41年前)の1968年という年は、まさしく世界がヤング・ジェネレーションの「叛乱」に震撼し、「革命的」と称された年だったのだ。
「五月革命」の68年、紅衛兵の68年、10・21「国際反戦デー」の68年、「プラハの春」の68年??まさしく、激動の政治の季節だった。
1968年、1988年そして本年2008年??いったい、この20年周期にふさわしい何ごとかが今年も起こるのであろうか?
新春の美酒によった勢いで予言させてもらおうか。
●今年はネズミ年、40年前に世間を騒がせ、庶民の胸をスカッとさせたあの「3億円事件」(1968年12月10日に発生。一昨年『初恋』として映画化)にも負けぬ義賊が登場するだろう。その者は金持ちから奪った金品を貧民にバラまき「平成のネズミ小僧」と呼ばれるかも知れない。
●昨年、某新聞のキャンペーンによって名付けられた「ロスト・ジェネレーション」(不安定な非正規職につかざるを得なかった世代のこと。世間的にはこの言葉は非認知)と「ネットカフェ難民」が結びついて、「ネオ・ビート・ジェネレーション」を生み出すかも知れない。
●「いのちの祭」を凌駕するような若い世代を巻き込んだ「まつり」が開催され、それは地球環境問題や温暖化問題、原発の是非に関する若い世代からの決定的な提言となるだろう。滅びの道ではなく、生存と共存こそが次の世代の希望だからだ。
と、これらはボクの初夢みたいなものですから、当たるも八卦、当たらぬも八卦です。
素敵な1年をお過ごし下さい。