雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

失礼なのはどっちだ!?アメリカに”外遊”の沖縄県知事

2017-02-04 20:19:19 | 政治
沖縄の翁長が又アメリカに行くって話は知っていたけれど、やっぱり行ってたのね。
毎度毎度ご苦労なことだ。というか、行くと聞けば遊びに行くの?位にしか思わない。
そもそも何しに行くのって話だし。

で、憤慨しているそうだ。
自分が訪米中に、安倍ちゃんとマティスさんとが辺野古移設を唯一の解決策と確認したことを失礼だと。
誰に失礼?沖縄県民に だそうだ。自分にだろ?
アメリカ国務省・国防総省の当局者と会談し、移設計画の見直しを求めたらしいが、アメリカにとっては
迷惑な話でしかないだろう。
米側は辺野古移設が唯一の解決策だとし、計画の推進は『揺るぎがない』と翁長に伝えたそうだ。
そんなの当たり前だ。

アメリカの要人が来日して総理大臣や防衛大臣と会談すると言う時に、いち知事がわざわざアメリカに行って
誰と会うのさ?何を言うのさ?
自分のやっていることが日本の恥さらしだと言うことを、ホントこの人は分かってない。
国と国との話だ。
どんなに翁長が必死になったって、何度行ったって、何を訴えたって、アメリカは国として相手にしない
だろうよ。
翁長の言い分をハイそうですかと聞くはずが無い。善処しますなんて言うはずが無い。
渡航費の出張費の無駄遣いだと思うがね。それこそ本当の”外遊”だわ。

アメリカの新しい国防長官が初めて日本を正式訪問し、国同士の同盟だの基地だのの問題を話し合う
まさにこの時に、わざわざアメリカに行って筋違い見当違いの話をして陳腐な行動をとるあんたの方こそ
失礼だわ。
国に対してね。アメリカに対してね。トランプ政権に対してね。恥知らず。
早く失脚してくれ!

原発要らないと改めて思う。530シーベルト、恐ろしくない?

2017-02-04 00:25:50 | 社会
福島第一原発2号機の件でカメラによる内部の調査が始まり、早速黒い塊が見つかった。
場所は格納容器の中にある原子炉の真下に設置されたグレーチングの上。
これが燃料デブリで、溶けた核燃料は原子炉の底を突き破ってその下まで達したらしい。
原子炉から溶け落ちた燃料がグレーチングを溶かし無くした。
グレーチングは鉄製で、溶ける温度は1000度程度。
1000度の高温でないと溶けない鉄が溶けた。
核燃料は2000度~3000度だから。

原子炉格納容器内の放射線量、毎時530シーベルトと推定されると。
カメラには線量計が付いていない為、映像に入ったノイズの量から放射線量を推定。
推定値には上下それぞれ30%の誤差があるらしいが、これまでの最大の数値は同じ2号機の格納容器内で
2012年に測定した毎時73シーベルトだった。
人間は積算7シーベルト被ばくすると死ぬとされ、毎時530シーベルトは1分弱で死ぬほどの高いレベル。
恐ろしい話だ。
こういう状況では今後の燃料取り出し作業工程にも修正が出て来る。
新しいロボットも投入されるようだが、それも2時間が限度とのこと。

私も昔は原子力発電が危ないとかダメだとか、何も多分考えてなかった。
ただ、使用済核燃料の処分については関心はあった。
使用済みの核燃料はどこへどの様に処分するつもりなのだろう?とずっと不思議だった。
地下深くに埋めるの?どこか外国に持って行って保管してもらうの?フランスだったか・・・。

でもあの東日本大震災で福島原発がやられことで、原発そのものを考えるようになった。
あんな状況は考えられもしなかったし、まさに悪夢を見ているような事態だった。
近くの人たちはどれほど恐ろしかっただろう。
日本でこういうことが起きるんだと。
そしてこの科学技術の進んだ日本でさえも手に負えない、自然の恐ろしさと言うものを知った。
原発事故は自然災害天災と言うだけでは済まないだろうが。
今はもう原発なんて要らないと思っている。他にも発電するものは色々有る。
電気が足りなくなれば皆で倹約すればいい。少し不便だった昔に戻れば済むこと。
水も電気も他のエネルギーも、じゃぶじゃぶと贅沢に使い過ぎだもの。
台湾は原発廃止を決めた。
その理由は『あの進んだ日本でさえあんな事故が起きた。台湾で起きればひとたまりもない』というもの。
自分の時代はいいとしても、これからずっと続く子や孫やずっとその先の日本や世界を我々の世代で
もうこれ以上汚してはいけないのではないか?と思う。先の世代に自分たちの間違った政策のツケを
背負わせてはいけないと思う。

小泉元首相は、東日本大震災のトモダチ作戦の際に原発で被曝したとされる元米軍兵らを支援する為の
基金を創設している。
今は小泉さんも原発反対派だ。
基金は当初3月末までに1億円と思って始めたが、2億円は行きそうと言う状況らしい。
小泉さんは『将来いつか起こり得る、あり得ないということがあり得る、それが原発事故』と言っているらしい。
私もそう思うよ。
政府はどうして原発反対しないの?廃止しないの?
あんなにひどい目に遭ったのに何故目が覚めないのだろう?普通なら二度と要らない となるのでは?
小泉さんも言う”原発に頼らない”国を作らなければならないと思うよ。
みんな恐ろしくなかったの?もう原発なんて要らない!とどうしてならないの?とむしろ不思議だよ。
学習能力が無いのね。というより、考えは変わったっていいと思うよ。それが人間だもの。
大金掛けて推し進めて来たことを止めるのは方向転換するのは勿体無いと思うかも知れない。
止めると言う勇気出しにくいかも知れない。
でも良い方に変わるのならば誰も文句言わないだろうと思うが違うだろうか。
政府ももっと真剣に考えた方がいいと思うよ。
あの福島のカメラで見た映像を、そしてその中の放射線量の数字を、恐ろしいと思わない方が
どうかしている。