新しい第一歩を ・・ YOU ARE NOT ALONE!

大きな危機に直面した時は、同時に運命の転換の大きなチャンスでもあります。このブログが少しでもそのお役に立てば幸いです。

女の子に騙されてしまった!

2011-05-16 01:38:26 | 日記
私の携帯電話はDUAL SIM(=デュアル・シム=SIMカードが2枚)で、両方共SMARTのSIMを入れてあります。  一つは一般用。 もう一つは女の子関係専用です。  結婚の紹介も仕事の一部になっているので、一般用の電話に女の子関係の用件が全部一緒に入ってしまうとテックス等が大変に見難くなってしまうので別々に分けて使っています。
女の子達からのテックスは少ない日でも一日10件以上。 多い日だと一日100件を超えます。  私の携帯電話の住所録には女の子達の電話番号が既に400件近く登録されています。  実際に会ったのはその極く一部ですが必要な時にはいつでも連絡が取れるという為には貴重なデータベースです。


昨日、私の携帯にテックス(メール)が入りました。 「ハイ! 00さん(私のハンドルネーム)こんにちは」だけです。 送信者の名前を見たら「マイル・ジェーン23才、ブラカン州在住」です。
電話帳の登録は名前だけでなく、年令と居住地も表示するようにしてあります。
パソコンの中には彼女達のデータが写真と一緒に入っていますが、何回も見ている内に、名前・年令・居住地を見れば、大概の女の子の顔は思い浮かべられるようになっています。
でも今回は、この名前で顔が思い浮かびません。 パソコンの中のデータや写真にもありません。  Eメールの受発信にも記録がありません。  ただテックスの着信時に名前や年令等が表示されるのは、前にその女性から何らかの方法で電話番号は聞いているという事になります。  この場合考えられるのは、誰か他の女の子から私の携帯の番号を聞いて、前に私に電話かテックスをした事がある、というケースが最も有力です。

用件を聞いてみたら「近い内に会いたい」という事でした。 日本人との結婚を真剣に考えてみたいので私に会って色々話をしたいのだそうです。
一寸時間を貰ってパソコンで調べてもデータは何もありません。 それを彼女に伝えると「フェース・ブックに写真があるから見て下さい」とのこと。
フェースブックのアカウントを聞いて調べてみたら、直ぐに見つかりました。
どうして中々チャーミングな女の子です。 美人と言って何ら差し支えありません。
これなら男性にも薦められます。 このレベルなら一度会ってインタビューと写真撮影は欠かせません。 まして女の子の方から「会いたい」と言って来ているのですから断る理由は何もありません。  住所がブラカンですからマニラまで出て来て貰い、マニラ市内で会うのが便利です。  会ってインタビューと写真撮影、という段取りとなります。
女の子にも一応説明。  丁度明日の朝、別の用件でマニラに行く予定でしたから、そのついでに女の子と私の双方に都合の良い場所と時間で会う事にしました。
それまでのやり取りは全てテックスです。   アポイントを取って終わろうとした時に女の子から「実は、、」という話になりました。
「実は大きな問題があるの、、」 直ぐに想像は付きます。 「お金」です。 会いに行きたいけれど交通費が無い、という事です。 女の子の話は正にその通りでした。
普通はこういう場合、先ず「誰かに(交通費分のお金を)借りて来なさい」。 それが出来なければ「じゃあ取り敢えずEメールで写真と履歴書だけ送っておいて、、」という話になります。  ところがこの女の子の場合、問題がありました。  私が今、来月フィリピンに来る予定の男性からの依頼で良い女の子を捜していた、というのが一つ。 そして、この女の子が中々魅力的だ、というのが二つ目の理由です。 その結果、「じゃあ交通費だけ払ってあげるからマニラまで来なさい」という話になります。 

私が用事があって明日行く場所が幸い、(彼女が住む)ブラカン寄りですから、お互いに近いクバオ(マニラ首都圏内の北東部)で会う事にしました。  彼女の所からクバオまでなら、トライシクル、ジープニー、バスと全部乗ったとしても片道100ペソは掛からないはずですから往復200ペソあれば十分間に合うはずです。  「200ペソ送るから」と言うと「全然足りない」という返事です。  そんな訳は無いのですが、ここで長々と押し問答してみても時間の無駄です。  「それなら300ペソ送るから、それで間に合うはずだから来なさい」 「いや500ペソ送って欲しい」  嫌な予感がします。 1人で行くのは心細いので2人で行きたいから500ペソ、と言うなら筋は通りますが1人分にはどう考えても多過ぎます。  「ダメ! 300ペソだけ」と押し切り、相手の連絡先を聞きます。   
フィリピンの場合、「マネー・トランスファー」と言って、送金のシステムは非常に充実しています。  フィリピン全土、文字通り全国の津々浦々「マネー・トランスファー」の営業所の無い所は皆無、と言っても過言ではありません。  日本で言えば全コンビニの軒数を更に何倍かにした位と言えば想像が付くでしょうか、、。  日本の郵便局や銀行等の金融機関の比ではありません。
その中の大手「ウエスタン・ユニオン」の窓口がSMの中にあるので、そこから送る事にしました。  受取人はお金を受け取る際に身分証明書の提示が必要です。
彼女は無職で身分証明書は何も持っておらず、近くに住む従姉妹(いとこ)に受取人になって貰うとの事。 仕方ありません。  身分証明書に記載された従姉妹の名前と電話番号を聞いて、、、正式なIDであれば、本当の住所・氏名のはずですから、それを使って悪い事はしないだろう、、と気安めとは知りつつ一応自分を納得させます。  私が送金を終えるまで女の子から実に頻繁に「まだか、まだか」の催促です。 嫌な予感が段々大きくなって来ます。   そして正午少し前、女の子に「今、送金したから、」と言い、受け取りの際に必要な送金番号をテックスで知らせました。   それを境に女の子からの連絡はバッタリと途絶えました。   やられました。   ヤッパリ騙されたのです。   当然、明日来るはずはありません。

女の子は従姉妹(実は女の子本人かも知れないのですが)の身分証明書を持って最寄のウエスタン・ユニオンの窓口で300ペソを受け取ります。  連絡が途絶えたからと言っても今の時点では騙されたという証拠はどこにもありません。  ただ経験的に状況証拠から考えると100%引っ掛かりました。  これは一種、フィリピン流の「振り込め詐欺」とも言えます。  相手が「結構チャーミングな女の子」というのがミソだと思います。  男はどうしても美人には甘くなります。  フィリピンでは美人には気を付けなさいと常々言っている本人でさえこの有様です。  怪しいなと途中から思っていても日本人に取ってみれば問題にするほど大きな金額では無い(300ペソは約600円)というのも、ついつい引っ掛かってしまう一因と言えます。  この程度の金額であれば相手の本名や住所が分っていても手間ヒマ掛けて取り返そうという気にはなりませんから、、。  一方で、フィリピン人の女の子に取って300ペソは一日分の給料に近い金額ですから成功すると味をしめて、と繰り返す事も十分に考えられます。  困ったものです。  いずれにせよ美人にはくれぐれも御注意を! 

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