人間関係について②★ステージ・・それぞれの成長プロセス

昨日の続き。


「類は友を呼ぶ」と言いますね。
同じ波長をもった人同士と一緒にいるとやはり心地よいものです。
友達にもなりやすいですね。

事業をしている人にとって同じ波長をもつ人と仕事をすると楽ですが
欠点もあります。
同じ感覚を持っているわけですから、違う意見が出にくい。盲点が生まれやすい。
発想が偏りやすい。
ですから、違う波長や価値観を持った人もチームには必要です。

しかし、この波長は永久不滅ではありません。
人それぞれの成長のプロセスがあり、ステージがあります。
このステージが同じだと波長が合いやすくなりますが、そのステージも時期が来ると
アップしたりダウンしたり、別のステージに移行したりします。



恋愛の場合、それが顕著です。
恋愛モード＝ステージに入っている男女が恋愛を楽しめるのは当然ですね。

しかし、たとえば男性のほうが突然仕事が忙しくなり、職場で自分の仕事を高く評価してもらう
ことで、ますます仕事が楽しくなることがあります。

その男性にとっての自己実現のステージが恋愛から仕事に移行する瞬間です。
責任を与えられ、いままでのような半端な気持ちでは仕事ができないことに気付くと、
もはや恋愛どころではありません。

というか、恋愛よりも仕事のほうが楽しくなります。
男性の価値観も急激に変わります。

このステージに入ると、彼女のことや恋愛に対する優先順位が下がります。


昨日まで波長が合っていた友人とも、なんだか違うなぁ～・・と感じるときがあります。
それが単純に体調が原因かもしれませんし、自分自身と相手の意識にずれが生じたからかもしれません。

意識の変化はステージの変化の大きな要因になります。

いままでうまくいかない恋愛や夫婦間の問題にばかり意識が言っていた女性が
意識を自己実現や自分の成長、人生に意識が向かうと、これまでの問題が些細なものに感じ始め
何とも思わなくなります。

ステージが変わったのです。


人間関係に限りませんが、ステージが変わると、結果的に周りの状況も変わります。

今まで仲良かった人と疎遠になり、新しい環境に向かっていきます。

そこで
古い人間関係に固執して、新しいステージにジャンプアップするチャンスを逃すと、幸せをはねのけることに
なります。


来るもの拒まず、去るもの追わずの精神が、もっともスムースでシームレスです。

血液の流れのように、スムースに流れていくままにまかせましょう。




★Reyより。★