うちの愛車ペッピーノさんを洗車して来ました。
ついでにガソリンも入れたのですが、なんとこのお値段…
ハイオクで151円/Lですよ!
各種割引システムを利用しているとはいえ、いまどきレギュラーだってこんな値段ない。
助かるわあ…って、ガソリン代は父の口座から出てるので、助かるのは父ですが。
でも、フォロワーさんのお話によると…
外国車には「いいガソリン入れないと壊れます」とか…
「シェルのハイオクだけにしてください」なんていうことを言う…
無茶苦茶なディーラーとかもいると聞きますけれど。
うちのペッピーノさんはいつもキグナスの安いやつで、ピンピンしてます。
相変わらずほぼ毎日使っていて、うちに来てから22か月で…
約2万2千キロ走っているので、月に千キロは走行していることになります。
遠出の旅行は東北へ出かけた1回きりで、あとは箱根、伊豆、御殿場、湯河原…
がそれぞれ1回といった感じ。ほとんどは都会の市街地走行が中心で…
ときどき首都高速を走る程度、と考えると…
かなりハードに使っていることがわかりますね。
それでも、故障という故障は1回もせずにいてくれるのがありがたいです。
街中を順法速度で走っている、それだけでも楽しくて、気持ちいい車だし。
今の車に比べたらコンパクトだけれど、それが逆に取り回しやすくていい。
ちゃんと大人5人が苦痛なく乗れて、トランクが深いので荷物も意外に積める。
ほんと、何の不満もないです。
燃費が良くはないのが、唯一の欠点だけれど…
それでも今回の給油では、市街地7割、首都高3割ぐらいの割合で走って…
8km/L以上は走ってくれてるから、それを苦にして手放すほどじゃない。
エンジンが、オイルショック前にスポーツ性重視で基本設計されたものを…
改良されたとはいえ、流用しているから、この燃費は納得行くところかと。
本当はいつまでも乗っていたいんですけれど…
もう年が明けたら「車歴20年目」に突入する古いクルマなので…
いつまで乗れるかな。
消耗部品は、社外品でも探せばいろいろあるので、あと6年や7年はいけるかな。
そのぐらいなら、内燃機関の自家用車に乗ることが、社会的に責められたり…
ガソリンスタンドが少なくなって、給油に困ることはないでしょう。
父がこの車に乗り降りできなくなったら(つまり車いすになったら)…
施設に入ってもらう決断をしなければならないでしょうし。
あとは自分が病気や事故で、運転できなくなったり、死んだりする可能性も。
日本経済の衰退や、社会の崩壊がさらに進むこと、または戦争が起きること…
そうした環境の激変も十分に考えられますけれどね。
ハイパーインフレとか、デノミとかだって、ないとは言えないし。
でも、そうしたら私だけではなく…
ほとんどの人が自分の車を運転してる場合じゃなくなりますから、仕方ない。
そうした事態にさえならなければ、両親をふたりとも見送って。
息子を海外に送り出して。
そのぐらいまでは、ペッピーノさん、がんばってくれるのではないかな。
その後は、運転が必要だとしても、カーシェアで十分だし。
EVなんて、私からすれば「グルーヴ感のない音楽」みたいなものだから…
普及するのは仕方ないことですけれど、自分で所有したいとは思わない。
「スピードマニア」ではないので。加速感とかだけじゃグッと来ないんですよ。
となると、自分が無事で、社会もそこまで急激にぶっ壊れてさえ来なければ…
ペッピーノさんを、自分にとって生涯最後のオーナーカーにできる…かな。
29歳でメメ(155TS)を買って、それから還暦を過ぎるまでアルファロメオ一筋。
当時は社会のためにはならない仕事、つまりは儲かる仕事をしていたので…
自分で稼いだお金で、キャッシュで新車が買えました。
それ自体は、私の人生の中では黒歴史だったのだと思いますが…
結果として「生涯一アルフィスタ」で終われるのならば、本望かもしれません。