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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ボクシング、かつてなかった大イベントがもうすぐ。。。7大世界タイトルマッチ。

2024年10月09日 | スポーツ全般

スポーツって、
待っている時が一番ワクワクするもんなんですよね。

今ワタシが一番待っているのは、
ボクシングの2DAYイベントですね。

10/13 東京・有明アリーナ「Prime Video BOXING10」
 ◇WBA世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
  王者・井上拓真(大橋) × 2位・堤聖也(角海老宝石)
 ◇WBC世界フライ級王座決定戦 12回戦
  1位・寺地拳四朗(BMB) × 2位・クリストファー・ロサレス(ニカラグア)
 ◇WBA世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
  王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) × 7位・タナンチャイ・チャルンパック(タイ)
 ◇WBC世界Lフライ王座決定戦 12回戦
  1位・岩田翔吉(帝拳) × 2位・ハイロ・ノリエガ(スペイン)

10/14東京・有明アリーナ「Prime Video BOXING10」
 ◇WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
  王者・中谷潤人(MT) × 1位・ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)
 ◇WBO世界Sフライ級タイトルマッチ 12回戦
  王者・田中恒成(畑中) × 6位 プメレレ・カフ(南ア)
 ◇WBO世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
  王者・アンソニー・オラスクアガ(米国) × 1位・ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)


ま~なんと豪華な。。。。
世界7大世界タイトルマッチですよ。

やはり注目すべきはバンタム級の行方ですね。
まずは13日に井上拓真が堤との世界タイトルマッチを戦います。

井上の野望は、
兄(井上尚弥)が成し遂げたバンタム級の4つの世界タイトルの統一。

そのためには、
この保持するWBAのタイトルを手放すわけにはいかず、
これに勝ってその先の展開の展望を開きたいところです。

一方挑戦者の堤。
強い思いをもって、このタイトルに臨むと思われます。

昨年の年末、
穴口と日本タイトルを賭けて対決した堤は、
大苦戦の末最終ラウンドのKOで穴口を倒しますが、
穴口はこの試合後に倒れて救急搬送。
そして回復の願いもむなしく、
還らぬ人となってしまいました。

勝った堤は、
相当の思いでこのタイトルに臨んでくることでしょう。

試合は強打の堤を、
井上拓真がどうさばくかというところ。
ボクシングのトータルの力では井上拓真が大きく上回ると見られていますが、
もし堤が強打を当てると、面白いことになる可能性もあります。

そしてバンタム級のタイトルマッチのもうひとつは、
”ネクストモンスター”の異名を取る中谷潤人の、
WBCの世界タイトルマッチです。

中谷はすでにPFPでも9位にランクインしており、
世界が認める好ファイターです。

長身から、
打ってよし離れてよしの硬軟自在のファイトは評価が高く、
彼はこの試合の後井上拓真とのタイトル統一戦を模索しており、
順調に行けばこの注目の対戦に、
進んでいきそうな流れもあります。

ここに武居、西田というIBF・WBOのチャンピオンも絡み、
更に那須川天心もこの階級のため、
バンタム級は一体どうなっていくのか、
ホント大混戦状態でワクワクしますね。

しかしそんな中でも、
ワタシも世間の評価と同じく、
中谷潤人が頭一つ抜けていると感じています。

中谷潤人と井上拓真のマッチアップ、
これは楽しみですね。

中谷有利だと思いますが、
井上拓真の根性はハンパないので、
結構競り合った展開になるのではないかと思ったりしています。

中谷は究極の目標として、
拓真の兄、”モンスター”井上尚弥との対戦を上げていますので、
それが現実に近づいていくのか否か、
そんなところにも注目しています。

さて、そしてフライ級戦線も波乱含み。
ライトフライ級を何度も制しながら、
他団体との王座統一戦がなかなかできないとなった寺地拳四朗が、
階級を上げてフライ級戦線に殴り込みをかけてきました。

そして今回、
WBCの世界王座決定戦に挑みます。

そしてそのフライ級、
WBAにはユーリ阿久井が君臨、
今回もタイトルマッチを行います。

さらにWBOには、
中谷潤人の盟友ともいえるオラスクアガがチャンピオンのイスに座っています。

拳四朗は、
ライトフライ級では、
矢吹にプロ初めての敗北を喫した後、
従来のアウトボクシングから、打ち合いを志向するようになった感じがします。

ここ数戦は毎試合ものすごい打ち合いになるので、
心配としては「階級を上げてこの打ち合いをした場合、拳四朗は果たして持つのか・・・・」ということ。

本人は階級を上げて挑む今回の試合、
本来のアウトボクシングのスタイルに変える・・・・・
という事を語っていますが、
果たしてどうなるのか。

2度目の防衛戦に挑むユーリ阿久井は、
だんだん彼の良さが発揮できてきた感じで、
ワタシはこのユーリ阿久井、
ひょっとするとかなりの名王者になっていくのでは・・・・・なんて気もしています。
ここで敗れる訳には、
もちろんいきません。

そしてオラスクアガ。

日本人のファンの前に初めて姿を現したのが、
ライトフライ級で代役挑戦者として拳四朗に挑んだ戦い。

その素晴らしいファイティングスピリッツに、
多くのファンが魅了されて、
ド~ンとファンが増えました。

そして聞いてみると、
中谷潤人の、
古くからの盟友っていうじゃありませんか。

更にそんな背景で臨んだ前回の日本でのリングで、
見事に世界タイトルを奪取。
今回の防衛戦を迎えます。

オラスクアガについては、
こりゃあもう、
ものすごい強打者というのは誰もが認めるところ。

彼もまた、
名王者への道を、
歩み始めるかもしれませんね。

ちょうど帝拳所属の、
リナレスみたいな存在になるんじゃないでしょうかね。

こう考えると、
4団体すべての王者が日本人というバンタム級に続いて、
フライ級も4人のうち3人が日本に関係のある王者。
このフライ級での覇権争いも、
今後どうなっていくんでしょうかね。


前回のプライムの興行では、
挑戦者の体重超過により世界戦が直前で流れた田中恒成も、
今回捲土重来を期して世界タイトルマッチを行います。

田中の属するスーパーフライ級戦線は、
井岡一翔が敗れて王座を失い、
その井岡が長いこと追いかけ続けていたエストラーダも敗れるという、
大波乱の2024年となっています。

今スーパーフライ級で最も注目されているのは、
エストラーダに完勝したジェシー・”バム”・ロドリゲス。

この選手は、
正直ものすごく強いですよ。

多分ほかの王者が束になってかかっても、
倒せないでしょうね。

したがってバムが今後どんな道を取るかによって、
この階級、そして一つ上のバンタム級戦線も、
大きな影響を受けると思います。

田中は結構強いですが、
バムはちょっと次元が違うって感じですね。
ちょうど井上尚弥が出てきたときみたいです。

岩田の挑戦するライトフライ級は、
現在4団体のうち3団体で王者がおらず、
たった一つだけ王者がいるという現状です。

岩田はしっかりと世界チャンピオンになって、
この階級をけん引していってほしいですね。

そして那須川天心は、
来年に見据えるバンタム級の世界タイトル奪取に向けて、
大事な戦いとなります。

いったい那須川天心は、
どこから世界王者を奪取しに行くんだろうか?
それが気にかかります。

実力的には、
もう十分に世界チャンピオンの器だと思っています。


さ~て、
3連休の日曜、月曜(祝日)に行われるこの7大世界戦。
どうなるのか・・・・
本当に楽しみです。



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