SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

12年目突入。いよいよオリンピックイヤーを迎えました。とはいえいまだチケットはなし。何とか、現場で見たいワタシです。

高校野球の季節  春季大会を振り返って

2011年06月15日 | 高校野球

高校野球の世界には、
本当に休みというものがないですね。

球児たちが”聖地”甲子園を目指せるのはわずか2年4か月。
28か月間しかないですよね、高校野球って。

ビジネスの世界に身を置いていると、
28か月なんてある意味『1プロジェクト』のスパンです。
そう考えると、
本当に短いものですね。

しかしその中に、
『一生語り合える』経験をすることができる高校野球という世界。
うらやましい限りです。

夏の甲子園のテーマ曲として長年愛され続ける『キミよ八月に熱くなれ』の1節(2番)に、
『♪あの日と呼べる幾日を、時の流れに刻めるか・・・・』
という歌詞があります。
ワタシの最も好きなフレーズです。

今年も、
1993年生まれの諸君を中心とした、
4000校超、17万人余りの球児の、
熱い戦いが始まろうとしています。

ひとりひとりに、
『あの日と呼べる』試合があるといいですね。
どこまでも応援していきます。


さて、
夏の選手権大会の”前哨戦”である春季大会が、
各地で4月~6月まで行われました。

今年は東日本大震災の影響で、
春季東北大会は中止。
宮城、福島、の両県では、
県大会も中止になりました。

東京大会でも春季大会のブロック予選が中止。
その余波で、
夏の選手権大会は『全校ノーシード』での戦いとなり、
序盤から波乱が演出される可能性が出てきています。


それでは、
各地の春季大会を振り返ってみましょう。


【北海道】
優勝;  函館大有斗(南)
準優勝; 白樺学園 (北)

決勝戦  函館大有斗 6-3 白樺学園

函館大有斗は、エース堤口の安定感が光った。倒してきた相手は、いずれも南大会での対戦が有力視される実力校ばかり。プレ選手権としては、最高の結果が出た。白樺学園は、自慢の強打が炸裂して選抜ベスト8の北海を破った。


【関東】
優勝;  習志野(千葉)
準優勝; 甲府工(山梨)

決勝戦  習志野 7-0 甲府工

習志野は、抜群の安定感と試合勘を持つチーム。去年達成できなかった悲願の”夏の甲子園”に向けても視界良好となった。東海大相模、日大三という選抜帰りの”全国レベル”のチームが敗れ去るのを横目に、甲府工がスルスルと勝ち上がり決勝へ。有力チームがことごとく敗れ去る波乱の大会となったが、今年で引退を表明している木内監督の常総学院も戦力の充実ぶりを見せた。 


【東海】
優勝;  大垣商(岐阜)
準優勝; 大垣日大(岐阜)

決勝戦  大垣商 3-1 大垣日大

岐阜県勢同士の決戦となった決勝は、県大会で敗れた大垣商がリベンジを果たして優勝。好投手・葛西を擁する大垣日大は準優勝となった。大垣日大は、阪口監督の体調不良が心配の種。期待された中京大中京、常葉菊川の県優勝校は、まだまだ底を見せないままに敗れ去った。


【北信越】
優勝;  遊学館(石川)
準優勝; 日本文理(新潟)

決勝戦 遊学館 4-3 日本文理

毎年かなりの”ガチンコモード”で行われる春季北信越大会。優勝の遊学館は、昨年の甲子園メンバーがほとんど残りチームの太い骨格を形成。日本文理も選抜帰りながら戦力の底上げは確実にできている模様。この両校は、今の時点でも”全国レベル”の戦力を誇る好チームだ。準決勝敗退の二チームは、敦賀気比と福井工大福井のいずれも福井勢。3県と長野、富山両県勢の間にやや差があったのが気にかかる。


【近畿】
優勝;  天理(奈良)
準優勝; 大商大堺(大阪)

決勝戦 天理 3-2 大商大堺

『ほとんど夏の参考にはならない』と言われ続けてきた春季近畿大会。主催府県を除くと各代表1校ずつで争われるので、いきおい盛り上がりにも欠けるところがあるのだが、昨年はこの大会に出場したチームがほとんど夏の覇権も制するという構図になり、一躍注目された今年の大会だった。夏も『鉄板』の天理がまずまずの戦いぶりを見せれば、府大会では3位だった大商大堺が、この大会で大阪桐蔭を破ったのには驚いた。額面通りには受け取れない夏の陣だが、参考にするには面白い結果が出た。


【中国】
優勝;  倉敷商(岡山)
準優勝; 宇部鴻城(山口)

決勝戦 倉敷商 6-2 宇部鴻城

こちらも近畿同様、ほとんど夏の参考にはならない大会と言われる。開催県4校が他県代表の4校と初戦で激突するというやり方、なんだか県高野連主催の【招待試合】みたいな趣である。優勝した倉敷商は岡山県では4位のチーム。県大会準決勝と3位決定戦では投手陣が打ち込まれてかなり厳しい戦い方だったが、中国大会に入ってから突然安定感を増すというこの不思議。高校野球は分からない、という典型の戦いぶりだった。宇部鴻城は
ロースコアの戦いを制して上り詰めてきたが、夏の大会でも同じような戦いができるかが”悲願の夏”をつかむためのカギ。


【四国】
優勝;  香川西(香川)
準優勝; 明徳義塾(高知)

決勝戦 香川西 3-1 明徳義塾(高知)

”センバツ帰り”は県大会が免除され(県大会優勝校との、順位決めのためのチャレンジゲームのみ)、無条件での四国大会ということもあって、こちらも盛り上がりに欠ける大会であることは否めない。少し前までは各県1校ずつの出場で大会が行われており、おまけに開催時期も4月中だったため、全く夏に向けての参考にはならなかった。今年は香川西が優勝したが、夏までの期間が長いためこの大会以降の底上げによって大きく戦力が変わっていく。明徳義塾は県外に出ると本当に強さを発揮するが、ここのところ県内では”天敵”となりつつある高知にどうも勝てない試合が続いており、このあたりが夏の注目点か。


【九州】
優勝;  鹿児島実(鹿児島)
準優勝; 飯塚(福岡)

決勝戦 鹿児島実 5-0 飯塚

出場校も多く、地元での注目度も高い大会。特に近年は九州勢のレベルアップが著しいため、全国的にも注目される大会であるといえよう。鹿児島実はセンバツでの悔しい負けから一転、攻勢に出てきた。2番手Pの徳永がこの大会で完全に一本立ちし、全国屈指の投手陣で夏の大会に望める陣容となった。準優勝の飯塚も健闘。エース猿渡に目途が付くと、本命の九州国際大付属を追っていける体制が整う。今年は福岡、鹿児島の2県が戦力的に”抜けている”感じを強く持った大会であった。



さて、
各地での熱戦が終わり、
いよいよ『夏モード』一色になる高校野球。

この週末にかけて、
沖縄大会が開幕するのと同時に、
各地での抽選会も続々開催される予定。

【熱い夏】
の始まりです。

*しばらく後に、各県の展望をアップします。


コメント   この記事についてブログを書く
« どうした日本人メジャーリー... | トップ | 偉業達成!岩瀬   復調気... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事