
「京料理 あと村」といえば、平均予算1万は超える高級料亭
勿論値段ばかりでなく、味も上々、おそらく京都で知らない人はいないはず
そのあと村が「おばんざいと焼酎」という居酒屋メニューで、
オープンさせたお店に行ってきました。
6時過ぎとまだ早かったせいか、店内は誰も居ず、
立派な白木のカウンターの中から「いらっしゃいませ」の
2~3人の板さんの声にちょっとびっくり。店内の設えは老舗料亭のまま。
なのに日本酒、焼酎は1杯525円 お料理もほとんどが、525円

つき出しの蛸のあえ物を食べた時点で
「あっ、やっぱりあと村だ」と気づく、柚子の香りのする上品な味付け
茄子の田楽も蓮根の挟み上げも素材の味を壊さない程度の、
味付け具合が実に素晴らしい!

どの料理も一品一品が丁寧に作られていて、それは美味しい!
この味で、この雰囲気で、この価格 私も同伴の友人も大満足でした。
私達が帰る頃にはお店はすっかり満席でした。
会計を済ませて、外に出ると、お店の方も出て来られて
じばらく見送ってくれました。
高級店が少し安価なお店を展開するとき、
別の店名を使ったりすることが多いなか、堂々と「あと村」を掲げ
それにふさわしいもてなしをする。
なんて潔いお店なんだ

あとむら 四条店
京都市中京区東洞院通錦小路下ル T.Kビル1階
TEL: 075-212-6220
定休日:無し(年末・年始除く)
営業時間:昼11時半~14時、夜17時~22時
最後の写真は玉子焼きでしょうか・・・
美味しそうだなぁ・・・
夜10時と、お酒を出すお店としてはちょっと早めに閉めるあたりもなかなか。
ひどい酔っぱらいが暴れたりしない、いい時刻です。
飲むと言うより、ちょっと気軽に料理を楽しんで、お酒は料理をいっそう美味しくするためのもの、というコンセプトと見ました
でもいつものさえない格好してたんで、緊張を超えてあんまり味は覚えてません...
それにしても、老舗もいろんな事するんですね。
まったくご推察通りのお店です。
お酒と料理を嗜んでほろ酔いになる
そんな素敵なお店でした
あまりたくさん飲めない私にナイスな一店です。
ネタにと、宮川町に連れて行ってもらったんですが
すばらしく美しい舞妓さんや、
元太夫さんとかいう方のあまりの存在感に
圧倒されて、素人の私のデジカメなんて
とても向けられませんでした。