Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

女子フィギュア世界大会

2006-03-27 16:35:17 | スポーツ
優勝はキミ・マイズナー選手でした、伸び盛りの16歳にして、すでに
世界大会優勝。荒川選手もミキティーも、浅田真央もうかうかしていられ
ません。奥様はキミちゃんの品のいい笑顔が大好きで、ベタ褒め状態。
実際、育ちのいいお嬢様という雰囲気です。そういう点では、サラ・
ヒューズと近いものがあると思います。

ヒューズといえば、エミリー・ヒューズ。お姉さんとは違う、生命力
あふれる、躍動感たっぷりの滑り。「爆弾娘」と我が家では呼んでおります。
ムチムチの体を「えいやっ!!」とばかりに曲げたり伸ばしたり、はたまた
空中に飛び上がったりと、見ていてフィギュアというよりは、エアロビクスの
体操のお姉さんを髣髴とさせます。さんざん書いてますが、私はけっこう
ファンです。あの健康そうな笑顔は、見ていて元気が出てきます。

さて村主選手、銀メダルは取りましたけど、今後さらに上を目指すには、
技術の進歩もさることながら、体力、というか筋力をさらにつける必要が
あるでしょう。キミちゃんや浅田選手と比べると、表現力やスケーティングの
技術ではひけは取っていませんけど、ぴょんぴょん飛びはねる力が不足
しているように思えます。

新採点方式では、とにかくコマのようにくるくる回っていないといい点が
取れないので、難しいスピンをほいほい決められるだけの力がないと、
今後は高得点を狙えなくなってしまいかねません。あれだけ痩せているの
ですから、筋肉がなくても不思議はないのですが・・・。もっと足腰に
肉をつけましょう(エミリーほどつけろとは言いませんが)。

「シルバーコレクター」「もう少しのサーシャ」といわれ続けたサーシャ・
コーエン、今回もその「もう少し」ぶりを遺憾なく発揮して、しっかりと
銅メダルをゲットしました。彼女の場合、SPでは敵なしの強さを見せ付ける
のですが、なぜかフリーではぽろぽろとミスを重ねてしまう傾向が続いて
います。今後は「SPの女王」と呼んであげましょう。

なぜ、彼女はフリーだと失敗するのか?体力に問題があるようでもない
ですし、何かフリーにいやな思い出でもあるのでしょうか。一度、
セラピストに相談して、過去のトラウマなどがあればすっかり取り去って
しまったほうがよいのではないかと思います。あれだけの才能を、
心理的なハンディが原因で十分に発揮できないというのはもったいない。