イタリア話の合間にちょっとワンコ話をば
実は実はぁ~~~~~
急だったんだけど、15日の月曜日にクリフの去勢手術しました。
ついでに・・・・乳歯の抜歯も。
ずっと去勢の事は迷ってて、最後の1週間で悩みに悩んで決断しました。
手術は15日の13時からってことで、何にも知らないクリフはルンルン
病院についても、先生と助手の子見て、シッポ振りまくり
麻酔打つところまで私もクリフと顔寄せて「頑張ろうね。側にいるからね」って
一緒にいたんだけど、麻酔効き始めて手術台に行くところで私も待合室で
お祈りしながら待つことにしてました
そしたら。。。
先生が「良かったら入っていいよ」って言ってますのでどうぞ~
と、助手の子。
迷わず邪魔にならない1mくらい離れた場所へ移動。
・・・クリフの顔が見えて少しホッとしました。
術中、先生はちゃんと私に分かるように説明しながらやってくれてた。
去勢手術は本当にあっと言う間に終わって一安心。
あとは【乳歯抜くだけ・・・
】と思ったのだけど・・・
色んな人のブログ見ても乳歯抜くこと簡単そうに感じてたし、そんな大した事
ないと思ってた。
けど、実際は去勢手術よりも怖かった。
途中で
もう 抜かなくていいですっっ!!
って叫んでしまいそうだった。
麻酔切れるまでのほんのちょっとの時間で抜くんだけど、ぐらついてる歯を抜く訳じゃ
ないのでかなり怖かった
そうしてるうちに段々麻酔もさめはじめ・・・。
あとから助手さんから聞いた話なんだけど。
普通は、この麻酔からさめだすところを飼い主さんは見るとビックリして驚くんです。
なので、あんまり立会いはしてないんですよ。
ですって。。。
麻酔が覚め始めるその姿を見てると、クリフが死んでしまうかと思うくらい
私も心配で心配で
その場をなかなか離れる事できませんでした。
何度も先生に聞いちゃった。
クリフは痛がってるんじゃないんですか??
頭打って痛くないのかな?脳振とうおこさない???
ちゃんと目覚めて普通のクリフに戻りますか??
って。
お忙しい中、先生もちゃんと答えてくれました。
大丈夫! 麻酔からさめる時はみんなこんな感じになるんだよ。
夕方6時頃にはしっかりなってるから、また会いにおいで♪
って。
それを聞いて安心して、帰りました。
家までの5分の間、
の中でボロボロ泣いちゃった・・・
夕方ママも連れて一緒にクリフに会いに行ったら、元気なクリフの鳴き声が
院内に響き渡ってました
私たちを見つけていつものように2本足で跳ねまくり
とりあえず抱っこして一番に出た言葉が。。。。
ごめんね!ごめんねっ!!こんな事して本当にごめんね!
これ以外言葉にならなかったです。
病気でもなんでもないのに、知らない間に手術されて・・・。
なのに、目が覚めて私たちの顔見ても、噛み付くことも恨む事もしない。
そんなクリフに言える言葉はこれしかなかったです。
ママも無言でクリフを撫でながら泣いてました。
もう連れて帰っても良さそうだったけど、用心の為一晩だけ預かって貰いました。
もちろん、その夜はベッドの中で「ごめんね!ごめんね!」と呟きながら
独りで寝ました。
火曜は朝一でお迎え
神経質なクリフだから、ちゃんとエリザベス&テープして貰って、抜糸の予約も
して帰宅。
かなり喜んで、大人しくしてなきゃいけないのに家中飛び跳ねちゃって
とりあえず、抱っこして寝かしつけました。
無事去勢も抜歯も終わり、クリフも元気にたくさんご飯も食べて超元気
ただ。。。。今回スゴク考えたこと。
これは一個人のあたしがただ思うことです。
動物愛護だの、虐待だのって色々いうけど、今回私が決めてした事って
どうなんだろう・・・?
こういうのに興味ない人にしてみれば、虐待って思うんじゃないかしら?
無駄な繁殖を減らす為、多頭飼いだから、病気予防の為・・・etcと
飼っている人によって色んな事情や考えがあるけれど、それって結局は
人間にとっていい事であって本当に動物たちにとっていい事なんだろうか?
もしかしたら彼らは望んでなんかないんじゃないだろうか??
「でもしなかったら」って人はいうけど、それって自分の都合のいいように
理由つけてない?
根本をたどるとなんだかスゴク矛盾してるんじゃ…?をなんて感じてしまった。
先代犬のあ~君は最期まで病気になる事もなくメスを入れる事もなく本当に
元気だった。
けれど、今回クリフは去勢をして自然に抜けるであろう抜歯もした。
これってどうだったんだろう。。。
この決断は間違ってたんだろうか。
クリフの笑顔を毎日見るたびに考えさせられます。
今回写真は一切撮ってません。抜糸済むまで(エリカラ姿だし
)撮らないと思います。
っていうか、こんな姿を撮るなんて残酷な事私にはできなかった。
スゴク後悔と自己嫌悪と色んな事で考えさせられたんだけど、これもまた
クリフの主治医の先生のお陰だと本当に感謝しています。
先生が手術に立ち会わせてくれなかったら、こんなに真剣に悩む事考える事
なかったと思う。
私たち家族にとってクリフはなくてはならない存在だし、小さな大切な命だもん。
(間違っても、依存しすぎてる訳じゃないですよ~!)
お涙頂戴の番組見て涙流すより、大切な経験をしました。
長くなったけど、クリフにはこれからも元気でいつまでもずっと笑顔でいて欲しいなぁ
昨夜は久しぶり(たった一晩ぶりだけど
)に一緒にグッスリ寝ました。
クリフは、エリカラが邪魔そうで寝返り打てずにウズウズしながら、いつもの様に
私の腕まくらです~す~寝てた
・・・ってか、寝返り打たれるとあたしの顔にエリカラがガンガンあたって
寝れないんだよぉ~
エリカラ外れてきれいきれいになったら、またクリフの写真撮ってアップしま~す