Photo by Pari's Wind
今日は、阪神・淡路大震災から20年目の節目の日です。
東日本大震災がそれを上回る規模の大災害だったし、
そうでなくても毎年のように大事件や災害が起きているので
徐々に記憶が薄れつつありましたが、
そもそも阪神・淡路大震災の怖さは、
「直下型地震」ということだった、と思い出しました。
釧路沖地震も生きた心地はしなかったけれど、
それでも震源地は「釧路沖」でしたから、直下ではなかったのです。
直下型の破壊力というのを思い知らされた気がしました。
活断層という言葉もこのときから一般に知られるようになったような気がします。
建物の耐震強度を上げる工事も、この頃から増えたのではないでしょうか。
耐震強度偽装事件があんなに大問題になったのも、当時は
阪神・淡路大震災の記憶が、世の中に強く残っていたためもあるでしょう。
これから先、どこの街でもあのような風景を見ることがないように
祈らずにはいられません。