みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

石神司教さま

2010-02-19 21:20:20 | Everyday is special
一昨日からいよいよ四旬節が始まりました。恵みの季節です。今年もよい復活祭の準備ができますようにと願っています。

さて、カプチン・フランシスコ修道会の沖縄の黙想会では、同修道会の石神忠真郎司教さまも参加されました。

じつは、司教さまとお会いするのは2度目。最初の出会いは、ぼくが米沢教会主任時代、司教さまが北山原巡礼の旅に何人かの信者さんと来られたときでした。そのとき案内させていただいたことを覚えていてくださり、うれしかったです。

石神司教さまは、カトリック那覇教区の前教区長で今年で90歳になられます。たいへんお元気で、ぼくの黙想会のつたない話にも、じっくりと耳を傾けて聴いてくださいました。

司教さまの笑顔やしゃべり方、たたずまいが本当にやさしくて、穏やかで、目の前にいてくださるだけで心にやすらぎが訪れます。

カプチン・フランシスコ会の神父さんやブラザーたちも兄弟愛にあふれて、やさしい人たちばかり。アッシジの聖フランシスコの清貧と平和を現代に生きていらっしゃいます。

そのやさしい雰囲気の中で共に黙想できたこと、神さまに感謝いたします。

写真は、沖縄のシンボルのような首里城。たいへん立派な石垣に囲まれたすばらしいお城。上に行くためにいくつもの門をくぐります。
「守禮之邦」とは「礼を守る国」のこと。
公園内では、琉球王国から伝わる伝統的な踊りも披露され、いにしえの栄華を思い浮かべてきました。
(公園内のレストランで食べた「ゴーヤチャンプル定食」は、うまかったなあ。)