ロシア留学中・脱力進行中

モスクワ留学滞在記、スポーツ(特にテニス)のこと。他に趣味(漫画や音楽)等いろいろ・・・

法廷紹介

2005-11-01 03:57:29 | 漫画・映画・その他趣味
月曜日、学校が終わってからメガ・モールに行った。
注:メガ・モールとは郊外の大きなショッピングセンター。アシャン、イケア、メガ等の複合施設でシネマコンプレックスも有り。

前日、ブログで映画の事とか書いてたら急に何かしら見たくなって、
メガ内にあるソユーズというTSUTAYAみたいなCDショップに行った。
これまで何度も行った事あるが、一番のお目当てミッション・インポッシブルはビデオのみ。
DVDではア・フュー・グッドメンとマイノリティ・リポートしか置いてなかった。
モスクワの秋葉原、ガルブーシュカに行けばもっと安く品数も豊富かもしれないが、
さすがに地下鉄で50分ほどかかるので面倒くさい。
結局「ア・フュー・グッドメン」を約1,000円で買った。
他にアシャンでt.A.T.u.の新作とウマトゥルマンの2枚も購入。
それぞれ約600円、300円と破格の値段だった。
CDさえ場所によってはべらぼーに値段が違うからロシアは油断ならん。

久しぶりに見たトム・クルーズの演技はさすがにキレていた。
トム映画の中では、ストーリーとしてはこれか「ザ・エージェント」が一番いいと思う。
昨日上げた「ミッション・インポッシブル」は、アクションや格好良さ、音楽、ノリで一番。
『レッドライト!グリーンライト!』と何度口にしたことか。
演技という点においては一番すきなのは「インタヴュー・ウィズ・ザ・バンパイア」。
あのレスタトは、耽美的というかエロい、そしてものすごいカリスマ。
最初の配役に原作者が難癖つけた後、完成作品を見て大絶賛に変わったというのも頷ける。
「マグノリア」の教祖様も面白い。さすがにあれは人前で真似してたらアホと思われるが、
トム普段も本当にあんなことしてるのか?ってくらい活き活きしてた。
嫌いなのは「M.I-2」。単純につまんない。監督がジョン・ウーというのが全ての失敗の原因。
やはり1作目のデ・パルマの腕は最高だと感じる。

ところで「ア・フュー・グッドメン」の好きな理由は法廷サスペンスと言う理由もある。
犯人が悪い、悪くないというのは別にして、法廷という闘いの場において、
検事と弁護士が互いに緻密な論戦を繰り広げるのは最高にドラマチック。
秀逸な映画ではおいおい、そんなとこまで突っ込むのかよ、くらい細かい。
それに比べて「容疑者 室井慎次」はガックリorz
主題は別の所にあるのかもしれないが、踊るシリーズ好きとしてはちょっと物足りなかった。
法廷サスペンスでとても嫌いなのが1つ。「評決のとき」
結構有名な作品なので好きな方がここ読まれたらすみません。
この映画は法廷サスペンスという題材を選んでおきながら、決着は陪審員の同情票。
議論が行き詰って検事に対して反論が出来なくなったときに、マシュー・マコノヒー扮する弁護士がとった最後の作戦が“お涙頂戴"。そんなのありかー!
同じ状況に陥った「ア・フュー~」でも、トムはしっかり論戦を張ったぞ。
相手のプライドに付け込んで証人喚問の場で事件を覆す証拠となる言質を取った。
同じく大好きな「推定無罪」は、法廷の場面だけなら一番好き。
血液型等の物的証拠を巡って、相手の論証の欠陥を叩こうと丁々発止のやり取りがすごい。
ということで「評決のとき」は、全体として詰まらなかったわけでもないんだけど、
嫌いな映画リストの上位に名を連ねてしまったわけであります。

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