ロシア留学中・脱力進行中

モスクワ留学滞在記、スポーツ(特にテニス)のこと。他に趣味(漫画や音楽)等いろいろ・・・

突然の新しい仕事? Kap.Ⅴ

2007-02-09 23:59:57 | モスクワ留学記
9日(金)、寝坊して会話の授業グッバイ。。。
今週2回目の寝坊、今年に入って3回目、いかんいかん。

夜6時半、久しぶりの日本語家庭教師。
前回と大分期間が開いてしまったので、参考までに過去の日記リンクでも。
(突然の新しい仕事?Kap.ⅡKap.ⅢKap.Ⅳ)
前回のすっぽかしからようやくの再開。
しかも、その再開第1回目も、先週からお互いの事情で延び延びになって、
ようやく今日、それが実現した。
エレベータを上がりユリアのアパートの玄関前に着くと、ユリアが待っていて
「ひさしぶり!」と言っていきなりきつく抱きしめられた。
ロシア人に抱きつかれたのは初めてなのでちょっと緊張。
でも家に入ると彼氏と思しきサーシャ(アレクサンドル)という男が居たので、
これもロシア流の挨拶なんだろう、親しい間柄での、かな?
このサーシャは、家庭教師休職中に何度となく俺に電話をかけてきた男で、
一応話したことはあった。電話で聞いた声から思ってたよりかなり若く格好良く、
しかも英語で書いた日本を題材にした小説を読んでいるインテリ。
その本の題名は「SHOGUN」。何が書いてあるか聞いてみたら、
キリスト教伝来以降、16世紀の九州地区とポルトガル等との貿易を書いているようだ。
九州あたりの聞いたことないような大名が登場人物らしいが、
何で題名が将軍なのかは意味不明。将軍はロシア語でもショーグンと訳されてるので、
売れるためにキャッチーな言葉を題名に据えたのだろうか、はてさて。

この日は勉強の前にユリアがネットからプリントアウトした日本の自社仏閣の資料を見て、
「~県にある」「行った事がある」「仏教にも宗派がある」などをお喋り。
でも18のうち3分の1近く知らない寺社があって、ちとショック。
で、本題の勉強はというと、前回の続きで「動詞」。
ほとんど日本語の単語を覚えていない人間が手をつけていい分野じゃない!
でも生徒が早く進みたがるのだから仕方ないと、しゃぁなしで説明に力を尽くす。
Kap.Ⅲで書いたような、動詞の規則変化・不規則変化をもう一度説明し、
思い出したところで練習問題。会話形式の文章の動詞の直後の空欄に
「~ます」「~ません」「~ました」「~ませんでした」のどれかを当てはめる。
能動形と否定形、現在・未来形と過去形という分かれ方だが、
日本語は現在形と未来形が同じなのか!と、ユリアはサーシャと2人で大笑いしていた。
まぁこの練習問題は文章の意味が分かれば非常に簡単な作業だが、
ユリアは単語をほとんど覚えていないので、一文一文説明するのが一苦労。
さらに何故ここには「~ました」があてはまるか、などを何度も何度も説明して、
10個ほどある練習問題の最後にようやく理解をしてくれた。良かった良かった。

バイト代の300ルーブルを受け取り終了。今日も頑張って教えた。
サヨウナラの時にも1回強めのハグがあった。サーシャが怒るぞ。
なんだかんだ2時間以上も長居してしまい、家を出たのは9時丁度。
今夜はクラスメイトのヒロリンクルの誕生日。早く帰らねばならぬのに。
帰り、風が強くて死ぬほど寒く、この冬一番の冷え込みだと思ったが、
帰ったら隣室のヒラシェンコに「気温は大したことないっすよ」って言われた。
あんなに寒かったのに!分かってくれないもどかしさよ。
誕生日会は総勢6人、盛大に行われました。おめでとう、ヒロリンクル!