観てきました。
退団して15年も経ってこのスタイルはないだろう!と思えるほど、現役を彷彿とさせる
姿に驚愕しました(@_@)。退団後何年目かに大劇場でやったリサイタルや何かのイベ
ントでその姿を拝むことはありましたが、それにしてもすごい!軍服にスターブーツに
黒燕尾とファンは涙ものでしょう。
歌の合間に当時の舞台のあやかの声が使われていて、何ともなつかしい~。初日に
駆けつけたというあやかはどんな顔して見ていたのやら。
1幕の後半はエリザ特集。ハプスブルク家に縁のあるシメさんなのに、エリザ初演前に
退団してしまったのは何とも残念な気がします。トートの曲を3曲歌ったシメさん。かなり、
ハマっていました。きっと演じてみたかったんだろうなと思いました。
2幕には共演のウルさんとMCがあり、ウルさんがおもしろい人なので爆笑の連続でした。
「今日は千秋楽。なんとかもちました(笑)」と言ったのが本音っぽかったです。
終盤はなつかしい歌の連続。「熱愛のボレロ」はやっぱりシメさんの歌だなとシミジミ。
安易に再演なんてして欲しくないと特別ファンでもない私でも思いました。
ヤンさん振付の黒燕尾は踊るとなるとさすがに現役時代のようにとはいきませんが、
キメかたはさすがでした。
プログラムのセットリストにない最後の曲は「愛の旅立ち」。この曲は峰さんが歌っていた
歌唱が印象深いんですが、「♪この世界終わる日まで輝く愛を捧げよう」なんて“宝塚愛”
にあふれるシメさんにピッタリでした(^ ^)。
カーテンコールで総立ちの客席に向かって「立たんでええのに(笑)」と関西弁で言うシメ
さんが親しみやすくて素敵でした。