月の晩にひらく「アンデルの手帖」

3カ月ぶりのN嬢の帰省


 

 4月28日(火曜日)

 

 朝7時に起きる。昨日は一日中、歯がきしきし痛み、不毛な一日を過ごしていた(夕ご飯を食べたあたりから、だいぶやわらいでいる)。瞑想のあと、白湯を飲む。パパさんが起きだしてきたので、マグナムコーヒーをいれて、篠山の朝採りいちご、オーガニックシリアル、アボカドで朝食。

 

 リビングで10分くらい本を読んだ。最近は、本がゆっくり読めない。少しページをめくるも、次々と用事を思い出し、台所へたったり、片づけモノをしたり。仕事の案件を思い出したり。 

 9時。大急ぎで、定期刊行物の次号の企画構成案を仕上げる。

「いい特集アイデアを思いつきましたので速効で企画書にします。明日。朝までにお送りしておきますので、ぜひ検討してみてください」

 前日。代理店の人と打ち合わせをしていて、自分から高らかに宣言したからには、守らないといけない。昨日は、歯痛でほぼ仕事をせず。のらりくらりとしていたのだから。

 

 

 企画のアイデアは、すでにシャワー中に頭の中で描けていたので、それらを膨らませてプランニングを練るだけだ。こういう時は集中できるのだな。ズームで騒々しいリビングだろうと、パパさんの電話の声が浪々と響きわたっていたとしても、集中して、ぐぐぐっと、できあがってしまうのか。深くもぐって、自分の内側に入り込んで書いていくようなものが、むずかしいのだな。完成してすぐ提出。デザイン担当Aが、感想をメールにのせて返してくれたのをみて、一部修正して再提出する。

 

 きょうの、パパさんはといえば、10時、13時、15時と3本のズーム会議。

 それにあわせて、効率よく食事やお茶を供するナント甲斐甲斐しい、私。2ヶ月ほど前から、わが家の飯炊き女になった。人間は食べたものからつくられている。だからこそ、一食たりとも、妙なものを食べたり、食べさせたりしてはいけない。よい素材。よい調味料。よい鍋。あとは、一心不乱においしくなることだけを考えて、おいしい完成品を妄想。愛情を注ぐのみである。

 

 お昼ごはんは、北海道ほっけのフライ。にらともやし炒めに目玉焼きのせ。にんじんスープ。

 午後にはNが帰省してくるので掃除をして、迎える準備を整えた。

 

 5時。車の中から、道行く人をのぞきこんでいたら、むこうからよく知っているような、見知らぬようでもある若いお姉さんが首を孔雀のように伸ばし、お尻をふりふりしながら歩いてきた。おぉー!あの人は、どんどん、職業に見合った女性になるなぁと、感心しながらNが車に乗り込むまで観察をしていた。

 

 阪急百貨店の催事コーナーで、銀座木村屋のクリームパンとあんパンを買う。

 テイクアウトの台湾スイーツ、ミックス豆花、仙草ゼリー入りのタピオカドリンク(砂糖少なめ)を買う。







 帰宅後。器に盛りつけてから、たのしく食べた。台湾の九份を恋しく思い出す。熱くて湿気が多く、途中で降り出す雨に打たれながら食べた名物の「頼阿婆芋圓」だ。

 我が家が、新しい季節を迎えたように活気が漲ってきた。普段とは3トーンくらい明るい。まず、私が信じられないほど陽気になる。始終、Nと顔を見合わせてジョークを連発しては笑っている。笑いのツボを自ら掘って、掘って生きるようになるのだ。

 

 夕ご飯は、ヒレカツ盛り合わせ。ブロッコリーのにんにく炒め、新芽のグリーンサラダトマト入り、おぼろ豆腐、タマネギとわかめの味噌汁、昨晩のすきやき風肉じゃがを温めたもの。

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