アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

オーケストレーションが作る魅力(ティンカーランド)

2021年02月03日 | ピアノ
今日は、かてぃん@サントリーホール!!

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配信でならよく聞いてるけど、やっぱり生は最高です。

今日のは、かてぃん単独ライブではなくて、日本フィルの「とっておきアフタヌーン」という企画なので、ちょっとかてぃん成分が少ない…と不満に思う部分もあったのですが、でも聞いてみたらコロッと態度を変えました。かてぃん+オケ最高です(^-^)

かてぃんさんが弾いたのは
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー
角野隼人(星出尚志編曲)/ティンカーランド
でした。

ティンカーランドといえば、Youtubeでも聞けますが→ティンカーランド
ピアノとトイピアノと鍵盤ハーモニカを並べて弾く、かてぃんさん一人でもたいへん賑やかでご機嫌な曲なのですが、これをさらにオケつきで?? それどんな??

想像できなかったんですが、これがもう…編曲もとてもよくできていて、オケの賑やかさ、ご機嫌なノリを足しつつトイピアノの音も消さないで活かす、最高の演出でした。

鍵盤ハーモニカは、しばらく前からよくかてぃんさんのYoutubeチャンネルに登場していますが、二日前に出た最新の動画では
ピアノとピアニカの二重奏 - 情熱大陸

新しい鍵ハモ!! これ、ヤマハの最新製品らしいですが、赤いボディーがかっこいい、だけではなく、従来の色(黒、茶)とは音色も違うんですって。パンチの効いた系?

今日は、この赤い鍵ハモがラプソディー・イン・ブルーにも登場しました。今日のラプソディー・イン・ブルーは、即興的なソロががんがんに入ってて盛り盛りでした。楽しい(^^)

角野 隼斗/ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー Gershwin - Rhapsody in Blue pf. Sumino Hayato (2019) ←今日のよりだいぶおとなしい

「ティンカーランド」も、「元のピアノソロを作ったのとは別の人がオーケストレーション」ですが、そういえば、ラプソディー・イン・ブルーもそうですよね。

ガーシュウインはオーケストレーションできなくてほかの人がやって、超人気は出たんだけど、ガーシュウインはオーケストレーションもできるようになりたくてラヴェルに弟子入りしたいと頼んだけど「今更、二流のラヴェルを目指すことはない」と断られたとかなんとか。

そして今日のプログラム後半は、そのラヴェル…
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」
でした。これも、本人ではないオーケストレーションの例、ラヴェルの編曲よすぎてそれが元かと思ってましたよ(子供というか中高生のころの私)。

「ラヴェルの編曲よすぎて」といっても、生で聞いたのは今日が初めてです。かてぃん目当てでチケット買ったわけで偶然だけども…生で聞けてよかった!!

今日はなんか打楽器に目が行って、へーこれ叩いてからあっちいってあれも担当するんか、とか見てました。トライアングルとか、あんなに小さくてシンプルな楽器1つですごく音に存在感があって、「のだめ」で千秋が「(代役の)トライアングルは死ぬ気で探してこないと殺す!!」っていってましたがそりゃートライアングル決まらないと(全体が)決まらないわね。

アンコールは、くるみ割り人形のトレパークでした。タンバリン(二人で叩いてた)がかっこよくて…あんなふうに叩けたら気持ちいいだろうなと(めっちゃ難しそう)。

っていうか私のと音色の違う鍵盤ハーモニカほしくなっちゃいました…(私のもいい音ですが別キャラ)


★今日のコンサートは今からでも配信で聞けます→日本フィル&サントリーホールとっておき アフタヌーン Vol. 15

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