アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

結局、多声感覚

2019年06月06日 | ピアノ
話が戻って、内藤先生レッスンの続きですけど、二曲目はチャイコフスキーの舟歌です。

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シンプル&短い「朝の祈り」でそんなに手こずってたわけで、「舟歌」がそんなすんなりいくわけはもちろんない。

舟歌らしくたゆたうニュアンスが…

フレーズの形、音の方向、そして微妙なタイミングのずらしで何事かを語る。

そして、ややこしくなり速くなる中間部、笑うほど弾けてない(^^;;
これは、しばらく弾いてなくて、さぁ手も治ったバイオリン発表会も終わったぞってレッスン予約入れようとしたら、
先生の都合でなんとバイオリン発表会翌日になってしまったというのもあります。

練習してからレッスンか、レッスンしてから練習かって話だけど、
まぁもうちょっとは練習してから行きたかったんだけど、
どのみち、内藤先生が気に掛けているところって、
私がしばらく練習して多少は間違い率が減ったからってあまり大勢に影響ないというか、
それならレッスンしてから練習するほうがいい、と前向きに。

しかし、最大の問題は、
練習不足の中間部でちゃんと音が並んでいないことではなくて(それはここから本番まで練習すれば多少改善するだろう)

ひとつひとつのフレーズで、上記の
フレーズの形、音の方向、そして微妙なタイミングのずらしで何事かを語る。
をするというタスクが、同時並行的に、しかもずれて発生するということだ。

重なっているいくつものフレーズ…
そして始まりと山と終わりはそれぞれ違う…

だから、楽譜上、タテ線がそろっているようでもあんまりきっちりタイミングを合わせると変。
わざとずらすのも違うけど、
それぞれのパートを受け持った人がアンサンブルとして合わせているような感じで弾く。

いや無理っしょ!! ひとつでも難しいのに

まぁ結局のところ、ピアノの難しさは多声(一人複数役)の難しさにあるのかもしれない…

思い返してみれば、特にイイ感じで弾けたことのある曲って、
モーツァルト ピアノソナタKV545(ドーミソシードレド、のやつ)
吉松隆 過去形のロマンス
シューマン 子供の情景「異国から」
とか、あんまり多声がひっからまった系じゃないやつ。

そういう感じかな…チャイコの舟歌は、期待薄かねぇ

ま、ともかく。

レッスンの最後、先生が本気モードになって
(つまり、それまでの見本弾きは私が高さ調節した椅子のまま弾いてたけど、椅子をちゃんと先生スペシャルに入れ替えて)
弾いてくれた舟歌が鳥肌モノだったので、とにかくレッスン行っただけのことはあった。はぁ~

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