アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

息子の旅立ちに涙する。

2014年10月08日 | 生活
「毎日かあさん」という漫画に出てくる息子、つまりは西原理恵子の息子ということだが、アホさ加減がはんなりとまたろうに調和して、ほぼ他人事とは思えず、幼いころの彼からずっと辿ってきた。

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←あっという間の六年間でした

棒が落ちてれば拾って遊ぶ。ジャンバーはいくつ着せても全部学校に溜まる。稀に勉強を始めてもすぐ「ふぉんふぉんUFO」が来て頓挫…

アホな中にもときどききらりと光る成長やら、やさしさやら、そういうものもなぜか歩調を合わせて進んできていつまで経っても他人事には思えず。

というわけで昨日も新刊の「毎日かあさん 11 息子国外逃亡編」を見たら一も二もなく買い、今日は電車の中で読んでいた。

行きつ戻りつ味わうように読み、ちょうど家の最寄り駅を下車する少し前にラストを読んでぶわっと涙が。

* * *

思えば六年前、またろうとこじろうのダブル受験に際してブログ(当時は受験ブログ)を始めたわけだが、月日は流れて今はそれぞれ最終学年。(それって勘定合わないよ!! 片方は五年、片方は六年なのになんで揃っちゃってるのさ)

惚れ込んで選び、めでたく合格し、本人たちも楽しく過ごした学校なので親としても愛着ひとしお。

今年は、行けるだけ行事も行こうと思って、体育祭、文化祭など片端から制覇する。最終学年じゃないはなひめの学校も当然行くし(実は母的にこの学校が一番好き)、行事の秋はトリプルで忙しい。

時間のやりくりは大変だけれど、子どもが友人たちの中で何か活動している、がんばっている姿を見たりできるのもこれが最後かと思うと、なんか見逃すのはもったいない。それだけじゃなくて、やっぱりそれぞれの学校の空気が好き。さすがに子どもが卒業しちゃったら行く機会もないのがさびしいと思うくらい名残り惜しい。

またろうは進学先も決まり、来春は家を出ることが確定したので、これはもう大きな転機。だって考えてもみてください、こんなまぬけから手を離してキャンパスに解き放っていいんですか?? 心臓ばくばくです。

同じ年に大学生になることになった二人。こじろうはうちから通うけれども、先輩母たちの証言によれば、大学生になった途端ほとんど「いなくなる」とのことで、住所は動かないながらこれまた存在感は消えるものらしい。

* * *

「毎日かあさん」の息子くんはふぉんふぉんUFOとの親交深く、茫漠たる中学生時代を過ごしたらしいが、高校生になると突然何かのスイッチが入り、和太鼓部(←厳しい)でがんばってみたり、友だちとせっせと遊びに出かけて青春したり、留学生ホームステイ先に立候補したりと様相が変わってきた。

そして急に、「留学したい」と言い出し、その条件クリアするためにしゃかりきに勉強を始める。それまで、欠席や遅刻も多く、10段階評価の2~4が相場という壊滅的状況だったのが、きちんと出席し成績を「7」くらいまで上げ、さらに英語の試験もクリアしなければいけないという大転換に本気で挑んだ。

それは、休学しないで留学できる条件のためだったのだが、その不可能事をほぼ可能にしかけたところで(驚異的成績up!)、まさかの出席数数え間違えorz ダメになってしまう。

そこで留学をあきらめればふつうに卒業できそうだったけど、結局本人きっぱり決断、留学します、と(戻ってくるなら一年留年)。

息子くんの成長がまぶしい。ここまで来たんだねぇ…
そう、うちもここまで来たんだよね。やはり成長は大きかったと感じるけれど、これで手放すのに十分なのかといわれると、どこまでいっても自信はない。そんなもん、いつまで経ってもできるわけはないんだけど。というか、自分らもそう思われていたよね(22歳の結婚)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
コメント (10)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする