モッチの隠れ家

2012-08-07 | emo話し

どうしても真っ直ぐ家に帰りたくないときって、ありますよね。
そんなときに必ず1人で寄り道するのがここ、近所のお好み焼き屋さんであります。

ここへ立ち寄るときは、落ち込んでるかムシャクシャしている時なので、
カロリーなんてそんなもの、ちっとも気にならない♪
それを、ヤケ食いと言う?
いえいえこれぞ、上手なストレス発散であります。

ここのお好み焼きがフワフワでとっても美味しい。
そのうえ、この店のおカミさんがまた愛想が良くって笑顔がカワイイ。
だからこちらもつい笑顔が出ちゃうんですよ。
お腹満足すると、半分以上ご機嫌治っちゃいますね(*^。^*)え?、単純?

こうしてたまに立ち寄るモッチの隠れ家、
帰りは「美味しかったですぅ~また来ますぅ(~o~)」と、
笑顔で必ずマタクル宣言して帰るのだす♪





息子の歩く後ろ姿

2012-07-06 | emo話し




朝早く目の前をステテコ姿の男が歩いていた。

手の中で小銭をジャラジャラ転がしながら、

すぐそこに見える販売機までタバコを買いに行くのだろう。


その男の歩く後ろ姿が、少しクセのあるヘンな歩き方だ。

ヒョコタンヒョコタンと、その男が歩く姿を見ているうちに

まだ幼かった息子を思い出した。


金剛山からの帰り道、目の前を小さなリュックサックが下りていく。

ふと見ると、ヘンな歩き方をしている。

右のつま先が、少し内側を向いたまま、

ヒョコタンヒョコタンと歩いている。

「こら、右足がヘンよ、ちゃんと真っ直ぐ歩きなさい」



あれから気づく度に注意したが、なかなか直らなかった。

あいつは今もまだあんなヘンな歩き方で

小銭をジャラジャラいわせながら、

止められないタバコを買いに行ってるのだろうか。



息子の歩く後ろ姿が、ステテコ姿の男と重なって、

有り得ないことにただそれだけで、急に涙が溢れてきた。

なんでだろ、なんだか急に息子が不憫に思えて泣けてきた。

あ~ほんと、

朝のすがすがしい散歩中に、

まさかステテコ男の後ろ姿で泣かされるなんてね。


なんでおまえはそんな遠い所へ行ってしまったんだろう。

おかんは、ちょっと寂しくなったぞ。

幼かったおまえを思い出して、

泣けてしょうがなかったぞ。








なのでボサノバ聴いてみた

2012-06-22 | emo話し




      

感情や欲求をそのまま出すのは粗野である。

直接的に表現したり、

全部を出し尽くしたりせずに極力省けるものは省く。

表現を最小限に抑えて抑制する。
     
自然に生じてくる感情に振り回されず、

自分のやり方で自由に選択し表現する。

そこに人間の自由があると思う。

そう仰るのは、お茶ノ水女子大の土屋教授。

 
ボサノバってのは、そういう音楽だそうだ。

めちゃくちゃ聴いてみたくなった。


      



真意を探ると愛が出る

2012-02-28 | emo話し


 

   

イヤなら、無理にしなくていいのよ、私がやるんだから

         
なんてことを思っていると、なかなか感謝の言葉は出てきませんねぇ。

イヤイヤでもやってくれたのは、

「ありがとう」って、笑顔で喜んでもらいたいから。

心の奥底じゃ、

ほんとは誰でも誰かの役に立ちたいと願っているのだす。

ウソじゃないだす、ほんとにほんとなのだす。

   
私の笑顔が見たいから、 

だから面倒でイヤなことも、我慢してやってくれた。

   
気づいてないかもしれないけど、

心の奥底じゃ誰でも、

笑顔に囲まれて生きていたいと思ってる。

そうなんだ…、そうだよねぇ…、

みんな笑顔が欲しいだけなのに、

うまくできなくて、失敗してるだけ。


それに気づいてさえいれば、

そこんとこに気づいてさえいれば、

笑顔で応えてあげられるはず、だよね


はずなんだよねぇ…




人がそうするのは、それだけの理由があるから

2012-02-22 | emo話し




人の行動には、それなりのちゃんとした理由がある。

あちらはあちらの都合があってのこと。

だからコチラの都合で判断するべきではない。


「どうぞあなたの思うまま、いつもあなたのご自由に」


私の夫もそうであり、私の子もそうであり、

私の母もそうであり、この私もそうなのだ。


こうであるべきだとか、こうでなきゃいけないとか、

そんなものをきれいサッパリなくすと、

ただただ、感謝の気持ちだけが残る、、

そんな自分の?新たな発見に、とても感動した。


そう、感動した筈なのに、

明日になると、キレイさっぱり忘れちゃうんだな。

だから、ウン、やっぱ手帳に書いとこっ。








ほんとはあの頃から知ってたこと

2011-12-19 | emo話し




  
        
     なぁ、おかあちゃん、

     わたしが死んだら、わたしはどうなるん?


  
  どうもならならへん、死んだらおしまい、何もなくなるだけ。



     え~っ、でも…でもやでぇ、

     死んで手とか足とかなくなっても、ここにあるやん、

     これはどこ行くの?

    
  これってなに?


     あるやん、ここにほら、この中にいてるやろ?

     これはどこ行くん?




  胸に手を当てて、「ほら、ここにいてるやろ?」

  台所に立つ母の足元で、何度も顔を覗き込みながら訊ねた。

  たぶん5~6才くらいのころだったと思う。

  何もなくなるなんて、そんなはずない。

  母の返事にどうしても納得がいかなかったのだ。

  こんな歳になっても、あのときのもどかしさを思い出す。



  今思えば、

  もうあの頃から、理屈なしでかってたんだなぁ、

  ここにあるこれが無くなるなんて、おかしいって。
 
  あんな小さい頃に、実はもう気づいていたんだなぁと思う。

  

  なのに、なぜ母には伝わらないのか、とても不思議だった。

  母は今でも、そう思っているのだろうか。

 



自分で選んでいいのよ♪

2011-10-14 | emo話し





   もしまだ迷ってるのなら、もう一度選び直す?







   いつでも選び直していいのよ。

   あなたの好きなものを、いつでも選べるのよ。








   ほんとに、ほんとよ。

   あなたがそう望むのなら、いつでもそう出来るのよ。

  



五円がなかっただけなのよ

2011-08-08 | emo話し






それがユルセナカッタのは、ご縁がなかったから。

ユルセタのはご縁があったから。

これまでもずっとそうでした。

そしてこれから先もまったく同じこと。

それに気づけば、ほらね、希望の明日が見えてくる

だからね、ウン、これでいいのだ。







いとおかし

2011-07-14 | emo話し



どっちゃでもええと言えば、

世の中ほとんどがどっちゃでもええことばかりやないかと思うんやけど、

そのどっちゃでもええようなことを、

ああでもないこうでもないと、みなで転がして可笑しがる、

アホらしと思いながらも、

心身ともに健康っちゅうのは、きっとそういうことやろね。

そういうことが、心底ありがたいと思うね。




焼きたてのパンをそのままで

2011-03-28 | emo話し






もしもだよ、もし、もし仮に、

ボクが殺人を犯したとしても、

キミだけはこのボクを許して欲しい。

ボクの頭の先から足の先まで、すべてを全部まるごと許して、愛して欲しい。

彼はいつも、あなたに対してそう思っているんじゃないかなぁ。

えっ?、そんなの無理?…だよねぇ

でもぉ、そうであってくれる人を、彼は探し求めてるんじゃないのかなぁ。

いや、ほんとはだれでも、そういう人を探し求めてるんじゃないのかなぁ。



えっ?、切りたい?、はいはいどうぞ、あなたのお好きに切って♪

カリカリでフワフワ♪、何もつけずにそのまま、

ナオ姫と焼きたてのパンを作って食べました。

幸せな幸せな、時間でした♪






ベンチで2人のお爺さん

2011-03-25 | emo話し





ベンチに、大きなお爺さんと小さなお爺さんが座ってました。

大きいお爺さんが、小さいお爺さんの耳元へ顔を近づけて、何やら怒鳴ってらっしゃいます。



「なんであんたはそんなんやねん!ワシ何回も言うとるやろぉ!

 ええ加減にしぃや、あんたもう75にもなって、まだそんなこともワカランのか



小さなお爺さんは、小さな体をもっと小さくして、

聞こえないくらいの小さな声で、何度も首を上下に振りながら、

「ほんまやなぁ…ウンウン、ほんまや、その通り、ウンウン」と、頷いてらっしゃいました。


それでもまだ大きなお爺さんは納得出来ない様子で、

更に声を張り上げて怒鳴り続けていらっしゃいました。


小さなお爺さんはいったいどんな悪いことして、

あんなに怒鳴られているんでしょう。

小さなお爺さんが、少し気の毒に思えて、


「オイこら!、デカイ体のいい歳をしたお爺さん!

あんたもう75歳にもなって、まだわからんのか

もういい加減に、弱い者イジメは止めろよ!」



ウソウソ、そんなこと言いません(笑)

ちょっと離れた場所で見ていると、笑えるような光景ですが、

本人たちはもちろん真剣です。

いくつになっても、きっと同じなんだろな。

みんな一生懸命生きてるからこそ、気づかないことがいっぱいあるんですよね。



あまり頑張り過ぎてカチンコチンにならないように、

もっと肩の力抜いていこう~かなぁ~みたいな







その理由が思い出せなかった

2011-02-04 | emo話し



離婚して1年が過ぎたころ、
まだ4歳だった息子と、
休日に自宅でのんびりテレビを見ていた。
そのときやっていた番組が何だったのか、
はっきり覚えていない。

覚えているのは、
息子がテレビに向かって元気よく、
満面の笑みで「はぁーーーい!」と
手をあげたときだった。

その瞬間に味わった、
胸が締め付けられるような思いは、
ずっと覚えていた。

あのとき、
テレビの番組の中の司会者が
幼い子ども達に向かって、
何と声を掛けたのか、
それをどうしても思い出せなかった。
ずっと長い間、
思い出せなかったのだが、

昨夜偶然押入れの片付けをしていて、
ちょうどその日の日記を見つけた。

「最近は家庭の中で、
父親の威厳がなくなり、
存在さえ希薄になってきています」
そんな話題の中、
目の前の子どもたちに呼びかけるように、
司会者が質問した。

「ねぇ~みんな、
お父さんは一週間に一回ぐらい
帰ってくればいいなって、
そう思う人、手をあげて~!」
はぁ〜い!…と手をあげる子どもたち、
ちょうど息子と同じくらいの年ごろ、

そうだった。
息子が元気よく手をあげたのは、
そのときだった。

息子の父親が、
家に帰って来なくなって一年、
あの瞬間がまるで昨日のように蘇ってきた。

離婚一年前からの日記を全て、
シュレッダーにかけた。
うちのは手動なので、
肩がガチガチになった。